【Fate/Prototype】【Prototype Material】脚本+设定翻译

阿尔托莉娅

Staff

原文录入：奶烤米

翻译：夜雪瞳 校对：六条秋分、神月无

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感谢以上大神的录入与翻译

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整理/修正/排版/补图：阿尔托莉娅
图片取自：【幻想嘉年华】OVA特典【Fate/prototype】，CM1
所有图片均为手动截取

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联动
[福利]【型月世界】资源帖

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目录

1、Fate/Prototype脚本原文——————————————————————1楼 2、Fate/Prototype脚本翻译——————————————————————2楼 3、Fate/Prototype人物设定——————————————————————3楼 4、蘑菇与武内的对话-—————————————————————————4楼

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收录于幻想嘉年华第三季Fate/Prototype设定集『Prototype Material』中的脚本原文

录入：奶烤米

◆ 　死者は蘇らない。 　なくしたものはもどらない。 　いかな奇跡と言えど、 　変革できるものは今を生きるものに限られる。 　末世に今一度の救済を。 　聖都の再現。 　王国の受理。 　徒波の彼方より、七つの首、十の王冠が顕れる。 　罪深きもの。 　汝の名は敵対者。 　そのあらましは強欲。 　その言祝ぎは冒涜となってふきすさぶ。 　遍く奇跡を礎に。 　此処に逆説を以て、失われた主の愛の証明せん。 　 　　◆ ■シーン0／天の崩落（前） 　場面は副都心·地下鉄構内 （※OP用に編集したシーン。物語上では中盤ラストに相当。） 　都心地下鉄、午前零時。無人のプラットホーム。上がり、下がりのホームにそれぞれに立つセイバーとアーチャー。両者ども私服。人のいない構内は神殿のようにも見える。 　セイバーは綾香の治療のため、一日中バーサーカーのマスターを捜していた。顔にはやや疲れと焦り。 　そんな中、同じサーヴァントの気配を感知したセイバー。誘われていると承知しながら地下鉄のホームに向かうと、そこには二度剣を交えた強敵·アーチャーが不敵な笑みで待ちかまえていた。 ：アーチャー 「久しぶりだな聖剣使い。こうして会うのは七日ぶりか？」 「何だ、その生気のない顔は。笑え。我と出逢ったのだ、晴れやかに笑え。死地を楽しめぬ者に、勝利の女神は微笑まんぞ？ 　そう―――たとえ己がマスターの命があと一日だとしても、我の好敵手なら笑うがよい。そうでなくては、蹂躙のしがいがない」 　余裕綽々のアーチャー。セイバーは口を堅く閉じている。 ：アーチャー 「つまらん。春の如く涼やかな男だと思ったがな。せっかくの色男が台無しだぞセイバー？」 ：セイバー 「……台無しなのはお互い様だアーチャー。 　君こそ、その軽口は改めた方がいい。品が無いにも程がある」 　セイバーの切り返しに、アーチャー、愉快そうに笑う。 ：アーチャー 「そう言うな。饒舌、無駄好きは悪癖だと、我もつねづね思っている。だが、その悪癖も馬鹿にできんかもしれんぞ？」 　アーチャー、なにやらガラス瓶を持ち出す。 ：アーチャー 「我の宝物庫には無駄が多くてな。アヤカをむしばむ毒血がいかなものかは知らんが、これこの通り、この世のあらゆる毒を癒す薬もある」 　セイバーの目に光がもどる。 　睨むセイバーと、ニヤリ顔のアーチャー。 ：アーチャー 「我のマスターは実に面白味のない男だ。セイバー組はこのまま自滅する。マスターが毒に倒れるまで靜観しろ、などと言うのだが……」 「まったくもって度し難い。あの男は慎重になるあまり、あらゆる馳走を見逃すタイプよな。勝利は重要だ。だが、時に憎たらしい好敵手は黄金より貴重である。心底から殺し尽くしたい相手など、一生に一人いるかどうか。そう思わんが、セイバー？」 　両者、無言。 ：セイバー 「―――つまり？」 ：アーチャー 「欲しければ、奪うがよい。」 　アーチャーの尊大な挑発。張りつめる空気。 　通過電車が過ぎる。列車が通り過ぎた後、両者、共に武装している。 　ガラス瓶をセイバーに放り投げるアーチャー。 　ホームとホームの間、レールの上に舞うガラス瓶。 　セイバー、ガラス瓶をキャッチするために飛び出し、アーチャー、凶悪な笑い顔でセイバーを斬り伏せよう飛び出す。 　交差する二人。戦闘開始。 ■S01／運命前夜。朝の目覚め～綾香。 ：綾香（モノローグ　以下M） 「私の死刑宣告のリミットは、ついに、ゼロになった」 　ヒロイン·綾香の私室。朝の光に目が覚める綾香。 　綾香、気だるい目覚め。暗い顔つきでメガネをかけてベッドから出る。カメラ、壁のカレンダーへ。カレンダーには一日ずつ〆印が刻まれている。今日の日付けに（不吉、死を暗示さ　れる）×マークが入っている。 　綾香、食卓へ。一人きりの朝食。テーブルには三人分の椅子（父と姉）があるが、空席。 ：綾香（M） 「何事もなく一日は始まる。 　今日も街は穏やかで、私は平和だ。 　わたしにとってもう日常になった”何でもない日”。昔、お父さんが生きていた頃では考えられない、普通の生活。楽しいかどうかと訊かれたら、間違いなく、楽ではあると答えるだろう」 　そんなモノローグをこぼしながら朝食をすませ、屋敷の離れにあるガーデンへ。 　ガーデンは黒魔術[ウィッチクラフト]の触媒に満ちている。薬草、霊草の他、生け贄用の鳩、使役用の鴉を大量に飼っている。 　年季の入った作業台で、淡々と魔術儀式を行う綾香。 　綾香自身、何の目的も理想もない。父が生きていた頃、父に逆らいなくて続けていたもの。ただ習慣になっているだけ。 　綾香、ガーデンに住み着いた鳩の中から一羽、無造作に取り出す。鳩、ククッ？と綾香をつぶらな目で見る。 　綾香、ためらってから鉈を振り上げる。鳥が羽ばたく音。 　暗転。鮮血。 ■S02／墓前 　登校シーン。ひとりで通学する綾香。表情は憂鬱に。 ：綾香（M） 「自己評価ではあるが、私の性格は最悪だ」 「根暗で、臆病で、視野が狭くて、見栄っ張り」 「そして何より―――」 　カメラ、綾香の左手の薬指にズーム。包帯のあと。 　画面は二十分前のガーデンに戻る。振り上げられてた鉈。首をかしげる鳩。鉈は振り下ろされるものの、鳩の真横に落ちる。 　綾香、過去のトラウマから生き物を殺すのは苦手になっている。 （そのせいで簡単な、出来合の材料を使った料理しかできない） 　こうして沙条家の鳩は増えていく。 ：綾香（M） 「どうしようもないぐらい、平凡で、平凡だ」 「今朝も父さんの言いつけを守れず、仕方なく自分の血で代用する始末」 「っていうか。そもそもわたし、魔術とか好きじゃないし」 　 　場面、綾香の学校風景から放学後へ。 　友達の少ない綾香に、数少ない友人が話しかけてくる。 ：綾香 「ごめんなさい。今日は用があるので、失礼します」 ：友人（ラ） 「？なに、沙条さん、部活やってないと思ってけど？」 ：綾香 「墓参りに。父と姉の命日なので」 　綾香、隣町まで電車で移動。教会の外人墓地へ。 　父の墓の前、冷めた表情……に見えて、怒り、憤りを秘めている……花を添える綾香。 　帰ろうと踵を返すと、見知らぬ外人が立っている。 　サンクレイド·ファーンである。 ：サンクレイド 「こんにちは、サジョウさん」 　見知らぬ外国人に名前を呼ばれてきょどる綾香。 ：綾香 「どなたですか。外国の方に、知り合いはいません」 ：サンクレイド 「ワタシも、日本人に知り合いはいません。でも、アナタとはこれから、とても仲良くしたい。とてもとても。それは念入りに、針を縫いものをするように、丁寧に。 　アナタたちは、アレに指をかけた、唯一の魔術師なのデスカラ」 　綾香、顔面蒼白。 ：サンクレイド 「お父さんは、気の毒、でした。真理まであと一歩だったのに。アナタたちは、前回の戦いで、最後まで勝ち残―――」 ：綾香 「帰って」 　気圧されながらも神父を睨む綾香。 サンクレイド、微笑むだけで動かない。 ：サンクレイド 「なぜ準備をしていないのデス？今日でちょうど八年。ようやく、再開できるというのに。他の方々は、みな、とっくに彼らを呼んでいます」 ：綾香 「余所でやってください。わたしには関係ありません」 ：サンクレイド 「それは悲シイ。だって、命のあるかぎり、この世に関係のないモノなどアリマセン。関係を断ちたいのなら、それはもう死ぬしかナイ」 　綾香後ずさっていく。サンクレイド、笑顔で傍観。 ：綾香 「こないで。わたしは、聖杯になんて関わりたくない」 　去っていく綾香。 　神父はその背中を見送りながら忠告する。 ：サンクレイド 「今夜ですよ。それまでに、支度を調えておきなさい」 「零時を過ぎれば、誰もがアナタを訊ねに行く。みんな、アナタが放っておけないのです。事実上、前回の勝者であったサジョウの娘を。だって―――」 　綾香、逃げるように走り去る。 　誰もいなくなった墓地で、ニタァと口端を釣り上げる神父。 ：サンクレイド 「―――だって。いちばん厄介なライバルは、いちばん最初に、みんなで潰しておくべきデショウ？」　 ■S03／ランサー襲撃 　日が落ちて、夜。綾香は逃げるように帰宅。 ：綾香 「関係ない、わたしは関係ない！」 　冷静に見えるがサンクレイドの登場で半狂乱状態。 　身を守る道具を集め（ウィッチクラフトの羽指輪）、家中を施錠し、電気を消してローブ[姿隠し]にくるまって、部屋の隅で震えている。 ：綾香 「あんなのの同類になるもんか！だいたい、わたしには―――」 　ローブにくるまったまま、怯える子供のようにうわ言を繰り返す綾香。 　ここで過去の回想。八年前の最後の夜。 （※まだ子供だったので綾香の記憶は虫食いだらけで、いまいち整合性がとれていない） 　惨劇の光景だけがフラッシュバックする。 　たくさんの女の子の死体。 　血まみれの父。血まみれの姉。 　姉を背後から突き刺す剣[エクスカリバー]。 　なぜ、という顔の姉。狂気の顔で死に絶える父。 　幼い綾香の顔に浴びせられる、大量の血液。 ：綾香 「わたしには、あんなの、ぜったい無理！ 　お姉ちゃんみたいにはなれない……！」 　現実に戻り、時計を凝視する綾香。いつのまにか午後11時過ぎ。もうじきの日が変わろうとしている。 ：サンクレイド（M） 「今日が終われば、ようやく始まりです」 　不吉な神父の言葉を飲み下すように、ごクリと喉を鳴らす綾香。 　居間の柱時計が零時をさす。 　ボーンボーン、という時計の音。 　ビクッと怯える綾香だが、あたりは静かなまま。 ：綾香 「そうだ……いまさら、何が起きるハズもない。 「八年後に」、なんてお姉ちゃんの言葉は、なにかの勘違いだ。 　次はわたしの番なんて、考えすぎったんだ―――」 　綾香がほっと一息ついた時、居間に犬の遠吠えが聞こいてくる。 ：綾香 「犬の鳴き声……？」 　何事？と顔を上げる綾香。窓にはりついて外の様子を見ると、そこには大量の猟犬をつれた侵入者[ランサー]の姿が。 ：綾香 「あの魔力のカタチ……サーヴァント！」 　窓から飛び退く綾香。 　猟犬たち、沙条邸に向かって突撃。 　屋敷に備え付けられた侵入者迎撃用の術式が発動、犬は屋敷に到達する事なく倒れていく。 　が、やはり数匹は館に到達、窓ガラスに体当たりして居間に侵入してくる。 　綾香は怯えながらも廊下に逃げ、サッチリ犬たちを迎撃。（※ひたすら怯えまくり、ネガティブな綾香だが、根は勝ち気なので泣き言を言いつつやる事はやる） 　ヴィッチクラフトの初歩の初歩、鴉羽を使った魔弾で侵入した猟犬を食い止める綾香。 （※カラス羽の魔弾は、凛の魔弾とは違うものを。一目で黒魔術と分かる有機的なエフェクトに。指輪から鴉の羽を大量にばらまく→鴉の羽の何枚かが弾丸になって射出される、というもの） 　 　一方、屋敷に臨む庭で、犬たちを従えているランサー。 　見るからにやる気がない。見ようによっては犬たちと語らっているようにも見える。 （※犬は美紗夜の使い魔。彼等を連れて行くようにと美紗夜に言われ、イヤイヤ承知したランサーであった） ：ランサー 「おいおい、どういうこった？何の覚えもない女子供だって話はどこ行きやがった？」 　ランサー、美紗夜に話しかけるも、彼女の姿はない。美紗夜は遠く離れた自室でネイルの手入れなどをしている。 ：美紗夜 「腐っても前回勝利者の娘……というわけ。私の使い魔で事足りると思ったけど―――」 「いいわ、首を持ってきなさいランサー。夜も更けてきたし、十分で済ませてきて」 　ランサー、やれやれと出陣。 　綾香、長い廊下で猟犬たちとにらみ合っている。 　パニック状態ながらも泣きだす一歩手前で食いしばっているのは、彼女の内弁慶的な負けん気を、犬相手ならなんとかなる、という状況から。 　しかし、あれほど獰猛だった猟犬たちは息をひそめる。 　暗闇の中から痩身の影、ランサー登場。 ：ランサー 「あー、アンタがこの家のお嬢ちゃん？」 　気負うところのないランサーの言葉。 　ぞわっっと総毛立つ綾香。死ぬ。何があっても殺される、と直感し、反射的にランサーへ魔弾を一斉掃射。手持ちの魔術をほぼ使い切る。 　ランサー、獰猛な微笑みのまま魔術の嵐に突進。そのまま綾香がいた場所を（適当に、やる気なく）槍でなぎ払う。 　綾香は間一髪、さらに後の廊下へと逃げていた。 ：ランサー 「ヒュウ、いい勘してるじゃねえか。……こりゃあ、ちょいともったいないかねぇ」 　急いで屋敷の外、ガーデン方面へ走る綾香。 　残った二頭の猟犬と共に、ひょうひょうとした足取りで追跡するランサー。 ■S04／セイバー召喚 　綾香、敷地の奥にあるガーデンに到着。 　ガーデンの扉を閉め、施錠の結界を発動させ、奥に逃げこむ。 ：綾香·父 “ここの術式は誰にも破れない。万が一の時はここに逃げ込め” 　父の言葉が思い出される。 　が、扉はランサーの槍の一突であっけなく吹き飛ぶ。 　外の闇から駆けだしてくる二匹の猟犬。 　残った魔弾は二発。綾香はなんとか一匹の頭に命中にさせて撃退するも、もう一匹は綾香の体にのしかかる。 　太ももに食いつかれる。服ごと、腕を引き裂かれる。猟犬はそのまま綾香の首に噛みつこうとし、その犬の腹に綾香はゼロ距離射撃。ぶっとぶ猟犬。綾香、倒れたまま、疲労と恐怖で動けない。 ：ランサー 「なんだ、弾切れか？それともやる気がなくなったか？まあどっちにせよ、こっちのやる事は変わらねぇんだがよ」 　近づいてくる痩身の影。 　恐慌状態でランサーを見つめる事しかできない綾香。 ：綾香（M） 「いやだ、いやだ、いやだ、いやだ」 「殺される、殺される、お姉ちゃんみたいに、殺される―――！」 　頭の中では悲鳴じみた台詞がリフレインしている。 　ランサー、無造作に槍を構える。 ：ランサー 「そろそろ十分か。ま、時間通りかねぇ」 　閃く槍。 　間近の死。 　真っ白に焼き付く思考。フラッシュバックするはちねんまえのえいぞう。 ：綾香 「助けて、お父さん―――！」 　絶叫に呼応して綾香の胸に浮かび上がる令呪。 （※実は令呪ではなく、予め埋め込まれている聖遺物） 　ランサーの槍が綾香の胸に突き刺す。 　しかし、ランサーは手応えの妙に眉を寄せる。 　綾香の胸に光が集まっている。ガーデンの地面にはパズルのように回転し、完成していく召喚陣が。 　綾香の中でさらにフラッシュバックする映像。 　聖杯、集められた生け贄の少女たち、人を人と思わぬ悪魔の所行、地下太空洞で狂ったように叫ぶ父、■■の手によって生け贄にされかかった八歳の綾香を抱き留める誰かの姿。 ：綾香 「わたし、わたしは―――」 「あんなのの仲間には、ならない。 　あんなコトを許すオトナになんて、なりたくない―――！」 　綾香、二度目の、心から絶叫。 　この叫びは恐怖からくるものではなく、綾香本人が八年押し殺してきた怒りそのもの。 　セイバー召喚開始。ガーデンに光と風が吹き荒れる。綾香の蘇生の余波でガーデン中の草木がいっせいに花を咲かす。 ：ランサー 「っ……!?」 　押し戻される槍に、遊びから本気になるランサー。 　片手持ちから両手持ちに切り替えるが、時既に遅い。 　ひときわ強い閃光と共に現れる騎士の剣影。 　弾かれる槍。咲誇れる花を散らしながらランサーに踏み込むセイバー。撃刃一合。大きく弾かれるランサーと、剣を振り払い、綾香の前に降り立つ騎士の姿。 　サーヴァント·セイバー、現界。 　両者の戦闘は数合の撃ち合いで終わる。 　セイバーの視えない剣の前に槍を折られ、撤退するランサー。 　茫然と二人の戦いを見ていた綾香に振り返り、手を差し伸べるセイバー。 　かくして、、月下の庭園で契約は交わされた。 ■S05／美紗夜（Ⅰ） 　シーン04からの続き。 　玲瓏館邸、美紗夜の私室。 　館の主、美紗夜はソファーに座っている。その背後にはがらんどうの部屋が一つあり、ダリのえのように歪んでいる。　 　歪む部屋の中心には赤い槍が浮いている。赤い槍はランサーの宝具。部屋ごと空間を歪めてランサーの宝具を封じているのだ。 （簡単に切り札を使わせない美紗夜の配慮。先の戦闘でランサーガ使っていたものはただの槍。） 　セイバーに敵退され、戻ってきたランサー。 　報告するランサーを罵倒する美紗夜。 ：美紗夜 「獲物を仕留めず戻ってくるなんて。猛犬の二つ名は憧憬からじゃなく、嘲りから来たものだったのかしらね？」 　ランサー、黙して我慢。 ：美紗夜 「いいわ、過ぎたことをなじっても時間お無駄ですし。あの沙条はともかく、相手のサーヴァントは当然仕留めたのでしょう？」 ：ランサー 「いや。手の内は見れたが、これがあっさり逃げられた」 　いやあまいった、と言わんばかりに肩をすくめるランサー。あきらかにやる気がない。 　美紗夜、ランサーにグラスを投げつける。グラスはランサーの顔の真横をかすめて壁に激突。 ：美紗夜 「ああいやだ、いつから私のサーヴァントは番犬以下になったのかしら！猛犬の名も地に落ちたものね！」 ■S06／キャスター初戦 　没シーン。こういう流れで進んでいる、といった参考として。 　舞台は夜の学校。綾香＆セイバーは襲われた側。 　セイバー、綾香を狙われているため本領発揮できず。 　キャスターの遠隔魔術。校舎そのものを異界化させている。 　何の礼装も用意していなかった綾香にとって、校舎は死の罠だらけ。 　セイバーは綾香を守りながらキャスターと戦わなくてならず、結果、遅れをとる。綾香が自分の身を守れればこんな事にはならない、というシーン。 （※ここを映像にするなら相手はキャスターではなく美紗夜に変更するのもアリ） 　学校の異界化はキャスターに因縁のあるライダーの暗躍で解除され、綾香はなんとか静観する。 ■S07／沙条邸 　セイバーを召喚しても、まだ「戦いはイヤ」と反発している綾香。 ：綾香（M） 「私には才能がない」 「お父さんが期待していたのは、姉さんだった」 「でも、その姉さんでさえ、生き残るコトはできなかった」 　モノローグで自分に対してダメ出しを続ける綾香。 　自分を巻き込む周りの他人たちにも、逃げてばかりの自分にもイライラしている。 　そんな綾香に、サイバーは余裕げに微笑むばかり。 ：綾香 「私は聖杯なんて知らないし、いらない」 ：セイバー 「でも、戦わないと殺される。君だけじゃない。多くの人が犠牲になるよ」 ：綾香 「それこそわたしには関係ない！わたしは自分だけで精一杯なの！顔も知らない人たちのために戦うなんて、ホントにバカみたいじゃない！」 ：セイバー 「戦いなんて総じて馬鹿げたものだけどね。それより今の主張は気になったな。人の為に戦うのはバカみたい、と言うけれど。それじゃあ君は、賢い選択をする為だけに生きているのかい？」 ：綾香 「っ―――！」 　綾香、顔を真っ赤にして文句を呑み込む。 　　◆ 　正午、沙条邸居間。セイバーと綾香のいつもの口論。 ：綾香 「わたしは戦いたくないって言ってるのに、どうしてわたしに構うんですか!?」 ：セイバー 「綾香が僕のマスターだがらね。たとえ君が最下位のマスターで、臆病で我が儘で、黒魔術しか使おうとしない女の子でも、守らないといけないだろう？」 「なんて言うか、ほら、騎士として」 ：綾香 「わたしは守ってほしくなんかありません！そんなに強おいマスターがいいんなら、美紗夜さんのところに行けばいいじゃないですか！」 ：セイバー 「ん？それは難しいな。確かにマスターの変更はサーヴァントとマスターが同意すれば出来るんだけど……」 　なぜ？と顔をあげる綾香に、セイバーは嬉しげな微笑み顔で、 ：セイバー 「僕は綾香の方が好きだ。君を、今度こそ守ってみせる」 　と返答。騎士と言うより王子の雰囲気。 　綾香、困り顔で赤面しつつ、“今度こそ”という発言にひっかかりを覚える。 ：綾香 「セ、セイバーさんは、以前もこういうコト、してたんですか？」 ：セイバー 「こういうコト？さて、綾香ぐらいひねくれた女の子のお守りをするのは初めてだけど」 ：綾香 「そうじゃなくて、聖杯戦争について訊いてるんですっ！」 ：セイバー 「もちろん。八年前、この街で最後まで戦った。その時の記憶は曖昧だが」 　セイバーは前回の戦いの記憶は曖昧だと言い張る。 　細かい部分は本当に忘れているが、大部分は覚えている。 （→綾香の姉の愛歌が自分のマスターだった事、殺されそうだった綾香を助けた事、最後に愛歌を仕留めた事は覚えている） ：セイバー 「しかし、いまいち他人行儀だな。そのメガネ、外した方が元気なんじゃないか、君？」 　綾香赤面むかっ。 　綾香はメガネをつけていると優等生喋りで、外すとstay nightの遠坂凛っぽい素になる。 ■S08／ライダー 　サンクレイドの情報から、不穏阿動きがあるという工場地帯の調査に赴くセイバーと綾香。 　工場は血と肉、腐食した鉄の匂いでじゅうまんしていた。 　オートメーション化されたコンベアーの奥には死体の山が築かれている。山の中心には暗殺者の風貌をしたサーヴァントが腰を下ろしている。 　鉄仮面のサーヴァント、ライダーである。 ：セイバー 「これは貴様の仕業か」 ：ライダー 「そうだといったら？」 　ライダーの無法に怒りを表すセイバーと綾香。 ：セイバー 「協定を忘れたか。無闇な殺戮は、マスターに咎が及ぶぞ」 ：ライダー 「ああ、知っているとも」 「けど、罰を受けるマスターなんて、とっくにいないよ」 　クッ、と仮面の下からはくぐもった笑いが聞こえる。 ：ライダー 「ワタシは自由だ。マスターには縛られない。死の間隙に令呪をすべて使わせて、この体を受肉させたのだからね」 ：セイバー 「貴様、マスターを殺したな……！」 　ライダーはマスターを殺し、自由になったサーヴァント。 　マスターがいない為、体を維持するための魔力を人々の命で補充している。 ：ライダー 「魔術師風情に聖杯は過ぎたものだ。英霊であるワタシが、正しく、あるがままに使わせてもらう」 　セイバーとライダー、激突。 　多くの宝具を持ち、工場に罠をしかけたライダーは戦闘を優位に進める。なによりサーヴァントではなくマスターを狙うライダーの戦闘スタイルは、身を守る術に乏しい綾香にとって最悪の相手。 　ライダーは綾香を押し倒し、あと一手で仕留めるところで一瞬だけ躊躇し、その隙をセイバーにつかれ、撤退。 　◆ 　また、このシーンでは綾香の葛藤と迷いを描く。 　罪もない被害者の死体の山に、綾香は現実をつきつけられる。 ：綾香（M） 「人……人が、死んでる」 「顔も知らないなんて、嘘だ。無関係だなんて、誤魔化しだった」 「だって知ってる。知ってる人もいる。見たことがなくても、この人たちはわたしの知っている人たちだ」 「同じ街で暮らしているのなら、関係のない人なんて、一人もいない」 　自分が消極的だったせいで、彼等はサーヴァントの犠牲になった。 ：綾香 「わたしが――― 「わたしが、あの時。 　戦いから逃げなければ、この人たちは―――」 　綾香の覚醒スイッチ、ちょっと入る。 ■S09／美紗夜（Ⅱ） 　玲瓏館の中庭。 　ペット兼使い魔である猟犬たちに餌を与えている美紗夜。 　可憐な手でモツ鷲掴みにしている。グロテスクだがエロティシズムな仕草。それを傍らで、柱によりかかって見下ろしているランサー。 　七人のマスターが競ってから、はや七日。 　ランサーは既にセイバー、アーチャー、ライダーと刃を交えているが、それ以降、自分から他マスターに仕掛けようとしない美紗夜に不信感が。 ：美紗夜 「私の方針に不満があるでしょう？なぜ本来の武器で戦わせないのか。ここに至っても宝具の封印を解かないのは、裏切りられるのを恐れているからではないのか、って」 ：ランサー 「あ？いや、それはねえよ。ゲイボルクがねえのはしっくりこねえが、まあ、ないならないでの戦いをするまでだ。 　マスターとしてお前は正しい。残りの面子が見えるまで静観することに文句はない。だが―――」 　美紗夜には時間がない。他のマスターと違い、美紗夜にはタイムリミットがあるのだ。上品に戦ってはいられない。いざとなればサンクレイドと手を結び、貪欲に立ち回らなければならない。 ：美紗夜 「いいのよ。私の命と、私の信条は別のもの。秤にかける事さえおぞましいわ。少なくとも余裕があるうちは、まだ」 　冗談とも強がりとも取れない言葉に、ランサー、やれやれと肩を落とす。また気の強い女に当たっちまったな、といった風。 　ランサーは美紗夜を批難しているように見えるが、かつての師（スカサハ）に似た性根の美紗夜を気に入れっている。 　そんなランサーの心情を知ってか知らずか、おもむろに話を始める美紗夜。 ：美紗夜 「サーヴァントとして召還される英雄には共通点があると知っていて？」 ：ランサー 「あん？なんだそりゃ？」 ：美紗夜 「すべてのサーヴァントがそういう訳ではないのだけど。 　生前、非業の運命を遂げたものが聖杯の声に応じるそうよ」 　くすり、と愉しげに口元を釣り上げる美紗夜。超人でありながらも、結局は人間の業に縛られている英霊を嘲ているようにも取れる。 　けっ、と悪態をつくランサー。 ：ランサー 「どいつもこいつ未練があるって事か？くだらねえな。生憎、オレには関係のない話だ」 ：美紗夜 「そうみたいね。聖杯にかける願いを持つサーヴァントの方がみっともなくて好みだったけれど。アナタはとことんまで私の趣味に合わないわ」 ：ランサー 「選ぶ前に気づけよ。恨みがましい奴隷が欲しかったんなら、他にも色々あんだろうが」 ：美紗夜 「女に殺された英雄が欲しかったの」 　ぽつり、と本音を漏らす美紗夜。 　年若い女主人はランサーに流し目を送りながら、 ：美紗夜 「だって、女の怖さを知っているでしょう？」 　冷酷に、しかし愉しげに微笑んだ。 ■S10／聖杯戦争について 　教会の礼拝堂で、神父（らしき人物）と魔術師（らしき人物）が話している。 　聖杯戦争とはなんなのか。 　七人の魔術師が聖遺物·聖杯の使用権を揃い合う儀式。 　stay nightの聖杯戦争と違い、非公式ではあるが、教会の実力者から正式に依頼されたもの。 　聖堂教会の中心である百人以上の枢機卿のうち一人が秘密裏に模倣聖杯○○○号を持ち出し、極東の地で奇跡の再現を企んだのである。 　その目的は、七人のサーヴァントの魂を起爆剤（呼び水）にして、さらなる高位存在を召喚すること。 　参加する魔術師たちには聖杯を願望機として売り込んでいた。 　善き魂である英霊を召喚するための小聖杯[シンボル]と、 　多くの魂を貯めるための地下大聖杯[セイントグラフ]がある。 　その下地以外はstay nightの聖杯戦争とほぼ同じ。 　主に仕え、教えに背いた聖職者は語る。 ：神父 「聖杯がなぜ杯なのか、考えた事はあるかな？」 「アレは主の奇跡を、あるいは太古の神秘を証明するための測量器でもあるのだよ」 「杯とは水を受け止めるもの、あるいは溜めるためのものだ。 　だが主の威光によって作られたアレは、形而上のものを溜める。 　そう、人間の想念だ。熱量をもたぬ資源、物理法則では観測されないモノを、聖杯はカタチにする」 　故に、聖杯は英霊を再現する。 　絵空事にすぎない、人類史に夢想された共通の幻想を。 ：魔術師 「それでは話が合わない。英霊を召喚できた時点で、聖杯は役目を終えた事になる」 ：神父 「然り。有無、まさに然り。 　君の言う通り、善なる想念[もの]から英雄は生まれるだろう。 　……だが、嘆かわしきかな。多くの人間が望むものは善意ではなく、欲望というなの悪意だった。聖杯は―――その発端からして、狂っている」 ■S11／悪夢～綾香の回想 　綾香の過去回想～八年前の光景。場所は大聖杯（地下大空洞）。 　都市の地下にある立体魔法陣と、天然の溶鉱炉。 　大聖杯の中は黒い泥状のものがスープ状になっており、海をも模ている。その海の向こうから、何かが招かれようとしている。 （※実際には混沌スープから受肉しようとしている） 　大聖杯の崖の縁には■■によって拉致された生け贄（材料）の少女たちが並んでいる。 　彼女たちは意識はあるものの、体は指一本動かせず、うつろな目で泣きながら、自分が鍋にくべられる番になるのを待っている。 　そんな地獄じみた場所に、沙条·父、愛歌、八歳の綾香、セイバーがいる。 　　◆ 　泣いている綾香。 　何者かの手によって聖杯に投げ込まれようとしている。 ：■■ 「みんな行儀よく順番待ちをしているけれど、綾香は特別だ」 「今すぐ落ちて、材料になりなさい」 「凡人には、それぐらいしか利用価値がないのだから」 　崖下の奈落に引きずられていく幼い綾香。 　それを凝視している、狂人めい父親。 ：沙条·父 「ああ、なんという事だ」 「この凡人め、凡人め、凡人め……！」 「おまえを選んだ私が間違いだった！」 　父の罵倒に絶望し、最後の理性も崩壊する綾香。暗転。 　……どれほどの時間が経ったのか。一瞬か、数刻か。 　顔にかかった大量の血で気が付く綾香。 　目の前には綾香を守るように立つ、姉·愛歌の姿が。 　しかし愛歌はもう気絶えている。 　背後ろから剣で刺され、その胸から刃が突きだしている。 　“なぜ？”という表情のまま、愛歌はうち捨てられ、大聖杯の闇に落ちて行く。 　視線を横に落とすと、近くには元凶である父の死体が。 　綾香、再び気を失う。 　以上が前回の聖杯戦争の決着。 　大聖杯起動まであと一歩まで辿り突きながら、父の心変わりによって殺された、沙条愛歌の物語。 ■S12／サンクレイド 　場面は玲瓏館の屋敷、図書室。 　美紗夜がサンクレイドの資料を読んでいる。 ：美紗夜 「サンクレイド·ファーン……教会が送り込んできた異端審問員……異端者も信徒も殺して罪を問われ、名前も国籍も変えて、今も異端審問を続けている……」 「聖人を気取っているようだけど、教会のためなら何であれ始末する代行者。魔術師としての技量ならわたしと同格かそれ以上。……ふん。間違いなく第一位のマスターでしょうね」 　　◆ 　そんなサンクレイドだが、物腰は神父の名に相応しい柔らかさであり、人格者として綾香に手を差し伸べる。 　かつて、姉·愛歌も愛用した喫茶店にて、サンクレイドと密会する綾香。“お互いサーヴァントは抜きで”という取り決め。 （※日中かつ人前なので、綾香も誘いに乗った） ：サンクレイド 「ワタシは、聖杯戦争も、殺し合いも、否定します」 「アナタが聖杯戦争から降りたいのなら、マスターの責務から解放される手段を、見つけましょう」 ：綾香 「……ありがとうございます。でも、なんだってわたしに、そんなコトを？」 ：サンクレイド 「ワタシは平和主義者です。マスターの中で、アナタだけは、自分の意志で戦っているように見えないのです」 「加えて言うのなら、ワタシは人間の欲望が嫌いです」 「いえ、言い換えましょう。個人の持つ願望が嫌いです。聖書者として、聖杯戦争を許すことはデキマセン」 　サンクレイドの言葉に、安心より後ろめたいものを感じる綾香。“自分の意志で戦っていない”それはとりもなおさず、綾香がただ逃げたがっている事を示している。 ：綾香（M） 「私は何から逃げようとしてるんだろう」 「目を逸らしているのはマスターとしての自分じゃない」 「私は、単に―――八年前のあの記憶から、目を逸らしたいだけなんじゃ―――」 　綾香、考えさせてほしい、、とサンクレイドの前から去る。 　綾香を見送りながら、サンクレイドは先ほどの自分の台詞を思い返す。 “ワタシは人間の欲望が嫌いです” “いえ、言い換えましょう。個人の持つ願望が嫌いです” 　ええ、と静かに微笑む金髪碧眼の神父。 ：サンクレイド 「当然です。 　だって―――家畜に個性は必要ナイデショウ？」 ■S13／綾香と美紗夜 　綾香と美紗夜、セイバーとランサー、二度目の対峙。 　セイバー不利。マスターの力に差がありすぎて、ランサーに追い込まれる。 ：美紗夜 「これでおしまいかしら？第一位のサーヴァントも、私の前では無様なのもね」 　セイバー、深刻なダメージ。 　悔しがりながらも美紗夜を睨む綾香。 ：綾香 「あなたが強いわけじゃない。わたしがセイバーをうまく使えないだけよ」 ：美紗夜 「だから、それが無様だと言っているのです。下等なマスターがセイバーを手にするなんて、おこがましいにも程があるわ」 「最優のサーヴァントは、最高のマスターが手に入れるもの。そうでしょうセイバー？今ならまだ話を聞いてあげてよ。貴方、そんな小娘から私に乗り換えない？」 ：セイバー 「いや。あいにくと一位のマスターには懲りているし―――だいたい、君はいつから一位のマスターになったんだ？」 　美紗夜、むかっときつつも、あらそう、とあっさり下げる。 　セイバー、綾香を逃がすようにランサーと対峙。 　そんなセイバーを見て美紗夜、ニヤリと笑う。 ：美紗夜 「ランサー。マスターを殺すのは最後よ。ゆっくり、正確にいたぶりなさい。あの女がいるかぎり、彼は本気を出せないわ」 　美紗夜によるセイバーいびり。ランサーの槍に貫かれるセイバー。 ：綾香 「卑怯者……！名門が聞いて呆れるわ！」 　綾香の罵倒に、嬉しそうに身を震わせる美紗夜。 ：美紗夜 「ええ。私、他人[ひと]の痛みを聞くのが大好きなの。それが見目麗しい美青年なら尚更よ。だから―――セイバーは手足を貫いた後、私自身の手で、頭を潰してあげるわね」 　美紗夜さん絶好調。 　セイバー、傷つきながらも軽口をたたく。 ：セイバー 「ひどいマスターだ。ハズレを引いたな、ランサー」 ：ランサー 「ハ．テメエに言われちゃおしまいだぜ、セイバー、」 　襲いかかるランサー、 　綾香を庇うように剣を横に向けるセイバー。 　風王結界が解除され、綾香を安全圏まで運ぶ。ランサー、ついに現れたセイバーの宝具の前に、興奮を抑えきれない。 ：ランサー 「黄金の聖剣―――！」 「たまらねえ。たまらねえなあ、オイ！腹の足しにもならねえ騎士道の最後の華！騎士の中の騎士が、テメエのような優男だったとはな！」 　悪態をつくも、ランサーは心底から歓びにうち震えている。 　また、この時の会話は後々まで禍根を残す。 　のちに、セイバーを失った綾香に、ランサーが「俺と契約しないかい？」とよってきた時、 ：綾香 「ランサーさん、前に言いましたよね。わたしはハズレのマスターだって。わたし、まだ根に持ってますから」 ：ランサー 「しつこいねぇ。だがまあ、ありゃあアンタのコトじゃねえよ。ヤロウの、前のマスターの事を言ったのさ」 　と、ちょっとした伏線を口にする。セイバーの“酷いマスターを引いたな～”“テメエに言われちゃ～”は綾香の事ではなく、セイバーの前のマスターについての言。 ■S14／英雄王ギルガメッシュ 　場面、夕暮れの教室。 　セイバーと綾香がいい雰囲気になりかけたところでアーチャー、ガラリと教室のドアを開けて登場し、教壇で熱弁する。 ：アーチャー 「この戦い自体はよい。よい趣向だ。宝を求め、英雄同士が覇を競いあうは素晴らしい！なぜ生前思いつかなかったかと歯噛みするほどだ！我はいま、かつてない喜びに感動している！」 　一人昂ぶるアーチャーを警戒するセイバー。 　アーチャーにドン引きな綾香。 ：アーチャー 「だが。だが、二つほど気に食わんところがある。我はいたく気分を害している。なぜだか分かるか、騎士王？」 ：セイバー 「さあ。おまえのような変質者の考えは、私には何とも」 ：アーチャー 「一つは階位とやらだ！我は地上で高最もみに至った英雄である。その我の上にまだ二人もいると聞いただけで、勢い己がマスターを殺しかけたほどだ！」 「しかし、バーサーカーは許そう。理性を失ってまで力を求めたのだ。特別に見逃してやる。だが―――」 「貴様は論外だ、セイバー。 　この世で最強の英霊たるは我一人。加えて―――」 「その横にいるマスターがもはや許せぬ！」 　綾香、ビクッと反応。また『最弱のマスター』とバカにされるのだろうなー、と身構えたところに、 ：アーチャー 「美しいにも程がある！我がウルクにすら、これほど我好みの女はいなかった！」 　はいい!?と驚く綾香と、むっと眉をひそめるセイバー。 ：アーチャー 「少女よ、どうか誓ってくれ。我はセイバーを倒す。その後、余の后となることを」 ：綾香 「な、なに勝手なコト―――」 　とパニくる綾香と、綾香を庇って前にでるセイバー ：セイバー 「答える必要なんかないぞ、綾香。あの男の狂言は実現しない。前提条件が、そもそも成立しないからな」 ：アーチャー 「ほう。たかだか聖剣使いが思い上がったな。国に滅ぼされた程度の男が、世界を滅ぼした男に刃向うとは」 　アーチャー、黄金の双剣を具現化される。 ：アーチャー 「よい、格の違いを見せてやろうではないか。。我が終末剣エンキのまえに、藻屑と消えよ」 ■S15／ライダーとマスター 　ライダーの回想。彼が召喚された時の話。 　ライダーのマスターは（外見）十歳ほどの少年だった。 　前回の戦いで生き延びた魔術師の一派が、マスター候補である少年を無理やり、医療機械と魔術によって生かしている。 　少年は前回の戦いで■■によって獣を植え付けられた犠牲者で、もはや生きる死体。 　手足も腐れたおり、内蔵もなかぼ機械。生身の部分は胸から上のみ。生きる死人のようなマスターに召還されたライダーは、マスターの少年を見て、 ：ライダー 「―――あれで、生きているといえるのか」 　と驚愕、戦慄する。 　欲望のために少年を生かし続ける魔術師たちへの嫌悪と、少年への憐れみ。 　そんなライダーの憐れみは、すぐに尊敬と友愛に変わる。 　心臓が脈打つたびに痛みをともなう命。針を呑むような呼吸。痛みの多さに釣り合わない、生きの実感のなさ、あとは死を待つだけの少年は、しかし、あらゆる不平、不満、恨みをこぼさなかった。むごたらしい体でありながら、少年はまさに聖者だったのだ。 　少年はライダーを召還し、彼と友人になれた事を喜んだ。 　ライダーも少年の天使性に心酔した。 　だが、ライダーを召喚した事で少年の余命はなくなり、七日の後、少年は痛みに覆われたまま息を引き取る。 ◆ ：少年 「僕には、友達がいませんでしたから」 　死の間隙、少年はライダーに告げる。 　サーヴァントには非業の運命を遂げた英霊を選ぶものだが、自分はそうしたくなかった。自分の人生の中で、唯一の我が儘が、「幸運な英雄」を選んだ事だったと。 ：少年 「不幸な英雄ではなく、僕は、幸福な人が良かった」 「だって―――満ち足りた人が願うことは、きっと、幸せなものでしょう？アナタが聖杯に願うことは、温かいものだと思うのです」 　死ぬ寸前の体で、人々が平和でありますように、と夢見るように微笑み、少年は息を引き取った。 　酬われなかった少年の人生を悲しみ。 　最後まで余人を恨まず、余の暖かさを信じた心に頭をたれ、 　彼を救わなかった全てに、おぞましいまでの憤怒を覚えた。 　ライダー、この瞬間に願いを決める。 　このマスターに幸福を。 　聖杯の力で蘇生させ、まっとうな人間としての幸福を与えると。 　　◆ 　ライダーは少年の最期を看取り、静かに病室（実験室）を後にする。モニターしていた魔術師たちは語る。 ：研究者 　心配は無用ですよミスター。召喚者は死亡しましたが、この仮面を擬似的なマスター相[フェイス]として使えば―――へ？ 　刈り取られる生首。 　ライダー、凍りついた貌のまま研究者たちを皆殺しにし、マスクを拾い上げ、街にとけこむ。 　マスターからの魔力提供がないライダーは人間を殺し続けて魔力を補給するしかない。 　大量虐殺、臓物まみれ、死体まみれの中でライダーは誓う。 ：ライダー 「……幸福な人々を望んだ彼のために」 　眼下には反映を謳う街の夜景。 「―――君たちを、皆殺しにする」 　鉄の仮面が血の涙をこぼす。 　生前、輝きしか知らなかった幸福の王子は血を吐くように宣言した。 　自分の行いこそ、少年の望んだものを最も汚す事だと承知しながら。 ■S16／地下教会·バーサーカー 　綾香とサンクレイド、その二。話的には中盤ラスト。 　バーサーカーVSセイバー。 　セイバーは破れ、サンクレイドに交渉をもちかけられる綾香。 ：サンクレイド 「セイバーを殺す気はありません」 「彼は獣の真相を知る、唯一の証人ですから。お嬢さん。アナタ次第で、正かしてオキマショウ」 　セイバーの命と引き替えにマスター権の譲渡を迫るサンクレイド。この時点で綾香はセイバーにラブラブなので、従わざるをえない。 　 ：サンクレイド 「セイバーのマスター権、たしかにいただきました。ご協力感謝しますよ、お嬢さん」 「ですが、セイバーは色々と故障しているので、一度、作り直さないとイケません。潰しなさい、バーサーカー！」 「この―――騙したわね！」 　綾香、ヴィッチクラフトで攻撃。 　サンクレイドの足下に魔法陣が浮かび、魔弾をキャンセル。 ：綾香 「対魔術……！」 ：サンクレイド 「ハイ。ワタシ、用心深いですから。魔法陣を常に移動させないと、恐くてトテモ動けないのデース」 　その事実に驚く綾香。 ：綾香 「魔法陣を動かすなんて聞いた事もない。それが本当なら、対魔術はセイバーと同格だ……！」 ：サンクレイド 「ああ、それと。お嬢さんにはもう用はないですから、死んでくださいネ」 ：綾香 「そんなコトだろうと思ったけど！ワタシは平和的解決を望んでいます、ってのが口癖じゃなかったっけ!?あなた、教会の人でしょう？」 ：サンクレイド 「ハ。ハハハ。ギャハハハハハハハ！ああ、あれは嘘デース！   ワタシ、東洋人大嫌いですから！特に日本人とか虫酸が走りマース！」 　  ◆   戦闘開始。   マスター一位のサンクレイドと七位の綾香では戦いにならない。   防戦一方、逃走するだけで精一杯の綾香。   くじけそうになるが、これまでの出来事がフラッシュバックして土俵で踏みとどまる。   セイバーとの共同生活。八年前のトラウマ。そしてライバルである美紗夜の言葉。 ：美紗夜（回想） 「魔術の腕は二流」 「それでも聖杯に手をかけた、沙条の跡取り娘なの？」 　こき下ろされる綾香。 　姉との比較から、綾香は自虐的になっている。   とにかく、いつも何かを恐れている。   自分では何もできない。失敗したくない、と。でも――― ：美紗夜（回想） 「私が貴女を笑う理由を勘違いしているのではなくて？」 「魔術師としての才能、技量はただの数値です。上か下かを量る事はあれ、笑うなど下種のする事」 「私が笑うのは貴女の心。いつまでも夢のなかにいる人を、対等のマスターだと思えるはずがないでしょう。」 　美紗夜の指摘に、綾香は反論できない。 　美紗夜の言う通り、綾香はまだ被害者にも加害者にもなりきれていない。そのどっちつかずさを美紗夜は「不快だ」と言っているのである。 ：綾香 「わたし―――わたしは…」 「お姉ちゃんみたいには、できない、けど……！」 　深呼吸をして、覚悟を決めて、追ってきたサンクレイドを正面から待ちかまえる綾香。サンクレイド、様子の変わった綾香の空回りっぷりをさらに笑う。 ：サンクレイド 「なぜ戦うのです！しかも今更！アナタでは勝利者にはなれない。最下位のアナタは、他のどのマスターにも勝つコトはできないというのに！」 ：綾香 「そんなの、八年前からわかってる！   わたしには何もできない！」   自分に言い聞かせるように叫ぶ綾香。 　かつてのセイバーの台詞が思い出される。 ：セイバー（M） 「過程と結果はワンセットじゃない。それらは別のものだ。   結果を出せない努力に意味はない？愚かしい詭弁だよ。   過程と成果はそれぞれ独立したものだ。時には選ぶこと自体が、答えになる事もある」   セイバーの台詞をうけて、キッと顔をあげる綾香。   目前には外道神父サンクレイド。 ：綾香 「でも戦う。何もできなくても、戦いを選ぶことぐらいは、私にもできるんだから―――！」 　戦う意志、いままでの弱い自分に決別する宣言。 　セイバーが奪われたなら、今度は、わたしがセイバーを取り戻す！と。 　　◆ 　綾香とサンクレイドの戦いの終わり。 　綾香にとって最大の敵であり、聖杯戦争を操っていた神父はここで消える。いまだ難敵は残っているが、綾香にとっての戦いはこれで終わり、と思われるが――― 　崩壊する地下教会の瓦礫に飲まれながらも哄笑するサンクレイド。綾香は最後の強がりだ、とサンクレイドを睨むが、サンクレイドは愉快げに笑うばかり。 ：サンクレイド 「勘違いしているようデスから訂正しておきましょう。ワタシのマスター階梯は、七位以下の番外です」 「どうして、も何もないデショウ？ワタシは僧侶です。そもそも魔術師ではアリマセーン！」 　では一位は誰なのか―――？ ■S17／天の崩落（後） 　シーンはS0の、セイバーVSアーチャーの最終決戦にもどる。 　両者の戦闘は地下鉄から地上へ。副都心のビル群を駆けながら戦う二人。摩天楼での空中戦。 　無尽蔵の剣の弾幕でセイバーを撃つアーチャー、 　それらを躱しながらアーチャーに肉薄するセイバー。 　両者の実力派伯仲している。 　アーチャーには王権宝具の成立条件が揃っている。 　セイバーも聖剣の円卓拘束がすべて可決している。 　共に必殺の機会を狙う戦い。 　激戦の末、機はアーチャーに訪れる。 　地上にたたき落とされるセイバーと、 　高層ビル屋上から矢を構えるアーチャー。 ：アーチャー 「決着だな、セイバー！」 　双剣を繋ぎ、大弓に変形させて地上のセイバーへ矢を放つアーチャー。 ：セイバー 「―――！」   セイバー、眉間を狙う矢をすんでで躱す。   しかし―――その矢は照準にすぎない。   アーチャーの切り札は、衛星軌道上に展開された“終末剣エンキ”である。 ：アーチャー 「天を見よ！滅びの火は満ちた！」 「来たれ、ナピシュテムの大波よ！」 　衛星軌道上の“滅びの星”が矢となって地上に落ちる。 　矢は空中消滅し、巨大な魔法陣を展開。 　空間が割れ、ノアの洪水の逸話の原型となった大海嘯、ギルガメッシュ叙事詩の言うナピシュテムの大波が都市に崩れ落ちる。 　大海嘯に飲み込まれるセイバー。 ：アーチャー 「これが世界を滅ぼすという事だ！凡百の英霊が、この英雄王に歯向かった愚を呪え！」 　全魔力を放出し、もはや一指も動かせない状態ではあるが、勝利者の義務として高笑するアーチャー。 　だが。 ：セイバー 「―――いや。勝ち鬨を上げるのは早いぞ、英雄王」 ：アーチャー 「ぬっ―――!?」 　激しい海流の中、深海から黄金の輝きが海を割る。 　バチン、バチン、と音を立ててキャメロットの１３拘束がほどかれていく。 ：セイバー 「約束された[エクス]―――」 　蒸発していく海水。 　遙か地上から、天に君臨する王を射抜く眼差しがある。 ：アーチャー 「っ、聖剣使い―――ィ!!!」 ：セイバー 「勝利の剣[ガリバー]―――！」 　敗北を目前にし、怨嗟の声を上げるアーチャー。 　振り上げられる聖剣の一撃が、滅びの星ごと不遜なる王を両断する。 ■S18／獣 　カメラ、雰囲気はうってかわって、地の底のような光景に。 　サンクレイドが「ワタシ番外デース！」とカミングアウトした後。 　では一位は誰なのか―――？という疑問。 「その戦いで補充されるマスターは七人だけ」 「まだ他にいるとしたら、それは―――」 「―――前回の戦いの、生き残りだ」 ·八年前、前回の終わりのワンカット 　大聖杯を前にして微笑む愛歌。 　地の底からわき上がる正体不明の肉の塊たち。 ：沙条·父 「何をしている愛歌……！」 　止めに入る沙条·父その顔は娘(愛歌)の凶行を目前にして、病人のように青ざめている。 　愛歌、天使のように笑う。 ：愛歌 「なにって、これが聖杯の本当の使い方よ、お父さん。   あれ？願いを叶えるとか、そんなふわふわした話を本気で信じていたの？」   大聖杯にくべられる生け贄の少女たち。少女たち、泣きながら大聖杯に落とされる。阿鼻叫喚の地獄絵図。 ：沙条·父 「信じているのではない、事実なのだ！ 　聖杯は根源に繋がる為の架け橋だ、我らにとって千年の悲観であり、のちの千年に続く希望だ！ 　それを、こんな―――おまえの欲望のためだけに使うなぞ！」   沙条父、愛歌を攻撃。   愛歌、あっさり無効化する。父ビックリ。 ：愛歌 「根源への架け橋だなんて、そっちこそつまらないわ、お父さん」 「だって―――」 　カメラ、愛歌の目にズーム。 　愛歌の目からその中へ、宇宙の深淵へ通じるように。 ：愛歌 「だって。そんなところ、私、生まれた時からつながっているもの」 　父、絶句。 　沙条父を襲う愛歌の触手。父、絶叫のままフェイドアウト。 　父がミンチにされ、幼い綾香は理性崩壊寸前。 　泣きながら隠れるも、愛歌はあっさり綾香を見つけ、生け贄にしようとする。 ：綾香 「お姉ちゃん、どうして!?」 ：愛歌 「だって綾香、凡人だし。材料になるぐらいしか、価値がないんだもの」 　嘲りも悪意もない、無邪気で鬼畜な姉。 　だが愛歌はその直後に殺される。 　他の六人のマスターをものともせず、聖杯に近しい階梯まで至った愛歌も、その裏切りには対応できなかった。 　というか、夢にも思わなかった。 　自分のサーヴァントが、背後ろから自分を串刺しにする、なんて結末は。 ：愛歌 「……あれ、セイバー？なんで私を、刺しているの？」 ：セイバー 「……僕も間違いを犯していた。この聖杯も、君も、狂っている」 ：愛歌 「いた。痛い。痛いわ、セイバー。すごく、痛い。ごめんなさい。痛くて、アナタが何を言っているのか、分からない、の」 「哀しいいわ。哀しいわ。痛くて、ほら、目が見えなくて、もう痛くて、ああ―――」 「わたし、死ぬのね。哀しいわ。哀しいわ。もう、あなたの顔が、見られなく、なるなんて」 　愛歌、まったく痛くない顔つきでセイバーに微笑みかけて絶命。 　セイバー、愛歌の死体を大聖杯に棄てる。 　―――しかし。 ·サンクレイドの語り。 　聖杯とは、結局のところ何を呼ぶのか。 　獣、第八のクラス·ビーストをカタチにする為の魔法の釜だと。 　ビーストとは聖書にある[６６６の獣]。（この聖杯の基本デザインはキリスト教なので） 　人間の業罪、欲望の象徴として王冠を被った獣、をあらわず。海の彼方からやってくる、黙示録に書かれた獣にほかならない。 ·カメラは戻って現在。 　セイバーがアーチャーにエクスカリバーを使用した後。 　地下大聖杯の前で、童女のように無邪気に踊っている愛歌。ゾンビ状態。 　躍る愛歌の背後には受肉しつつあるビーストと、六騎のサーヴァントたち。（前回戦争のサーヴァント） ：愛歌 「セイバー！セイバー！セイバー！信じてたわ、必ずあなたが戻ってくるって！」 「ああ、大好きよセイバー。アナタを思うと、お腹から臓物[なかみ]がこぼれたしてしまいそうなぐらい、心臓を焼かれる痛みで夢から覚めてしまいそうなぐらい、大好き！」 「早く会いたい、早く会いたい、早く会いたい！私のセイバー！私の、私だけの王子様！」 「だってこの獣は―――アナタの願いを叶える為に、この世に生まれ落ちるのだもの！」 　―――カメラ、暗転。 　　◆   主は語った。地に冨を積んではならないと。 　虚飾の繁栄を無に帰した時、次代の千年期は訪ねる。 　冨の象徴、人の七罪。 　汚れに汚れた金の杯。 　全ては天門を開く為。 　最後の奇跡は、最も優れたモノの手に。

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第一期资料施工完成，后续部分等TM出了之后我会再编辑上

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阿尔托莉娅

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Fate/Prototype脚本全文翻译

翻译：夜雪瞳 校对：六条秋分、神月无

死者无法复生。    已逝之物无从追回。    无论堪称怎样的奇迹， 　可变革者仅限现今存在之物。 　末世将再次得到救赎。 　圣都的再现。 　王国的受理。 　自翻腾巨浪之彼方，七尊首级，十顶王冠将会显现。 　罪孽深重之物。 　汝之名为敌对者。 　其概略为贪婪。 　其祝词将化为冒渎席卷而来。 　以普世奇迹为基。 　此处将以反证之法，以示业已失落的主之爱。     ◆ ■场面0／天之崩落（前） 　场面位于副市中心·地铁隧道内 （※OP使用编辑过的场景。在故事中相当于中盘最后。） 　市中心地铁，午夜零点。空无一人的站台。Saber与Archer分别位于上侧和下侧两个站台。两人都身着便服。毫无人迹的地铁隧道看起来宛如神殿。 　Saber为了治疗绫香，已经搜寻了Berserker的Master一整天。神情看起来既疲惫又焦虑。 　而正在此时，Saber感知到了同属于Servant的气息。他在了解到对方是在向自己邀战后前往地铁站台，而已经两度交锋过的强敌·Archer正面带桀骜笑意地在那里等待着他。 ：Archer 「好久不见了圣剑士。已经七天没这样见面了吧？」 「怎么了，你这无精打采的表情算什么。笑吧。既然已经和本王相遇了，就给我灿烂地笑。胜利女神可是只会对即便身处窘境也会享受其中的人微笑哦？ 　没错―――即使自己的Master的命只剩下一天而已，作为本王的劲敌就该笑着。假如不这样的话，就非得蹂躏他不可了。」 　Archer从容不迫。Saber始终沉默以对。 ：Archer 「真无趣。本王还曾以为你是个和煦如春的男人呢。真是浪费了你英俊的脸啊Saber？」 ：Saber 「……要说浪费的话是彼此彼此吧Archer。 　你才应该改掉你的油嘴滑舌。简直没品得无药可救。」 　对于Saber的反唇相讥，Archer露出了愉悦的笑容。 ：Archer 「别这么说。本王也一直认为饶舌和挥霍是坏习惯。但是，你或许没法无视这些坏习惯吧？」 　Archer取出了一个神秘的玻璃瓶。 ：Archer 「本王的宝库里宝物实在多得数不胜数。虽然不知道侵蚀着绫香的毒究竟是什么，但是这世间可是有着所谓可解百毒的万灵药。」 　Saber的眼眸中暗光涌动。 　Archer对瞪着自己的Saber露出狡黠的笑容。 ：Archer 「本王的Master实在是个无聊透顶的男人。他说就让Saber组这样自生自灭。让Master因为毒药而倒下，但是……」 「真是无药可救。他是那种慎重到了畏畏缩缩，会眼睁睁错过一切好戏的类型。胜利的确重要。然而，有时可憎的劲敌比黄金更珍贵。从心底想要杀死的对象，一生中只有一个。你不这么认为吗，Saber？」 　两人都陷入沉默。 ：Saber 「―――也就是说？」 ：Archer 「想要的话就来抢吧。」 　Archer傲慢地挑衅。气氛一触即发。 　地铁列车此时通过。而在列车通过后，两人都已换上武装。 　Archer将玻璃瓶掷给Saber。 　玻璃瓶于站台和站台之间，铁轨上方飞舞着。 　Saber为了抓住玻璃瓶驱身而出，而Archer面带凶恶的笑容，宛如要伺机给予Saber一斩般一跃而出。 　二人身形交错。战斗开始。 ■S01／命运前夜。晨起～绫香。 ：绫香（独白　以下M） 「我的死刑宣判期限终于归零。」 　主人公·绫香的卧室。绫香因为晨光而苏醒。 　绫香懒散地睁开眼。一脸消沉地戴上眼镜起身下床。镜头转向挂在墙壁上的日历。在日历上每一天都留有记号。而今天则画着（暗示不祥与死亡的）×号。 　绫香走向餐桌。独自一人用早餐。桌子周围摆放着三把椅子（父亲与姐姐），空座。 ：绫香（M） 「稀松平常的一天又开始了。 　今天的城市依然和平，我的生活也很安稳。 　这是已经成为对于我来说如同日常一般的“平凡的一天”。这是过去父亲在世时所无法想象的普通生活。假如被询问道过得开不开心，毫无疑问的，我一定会回答说我很快乐吧。」 　在进行着这样的独白的同时用完早餐，离开屋子前往花园。 　花园中充斥着黑魔术[WitchCraft]的触媒。培植着药草灵草等等，饲养着大量作为活祭的鸽子以及作为使役的乌鸦。 　绫香淡漠地在有些年头的操作台进行着魔术仪式。 　绫香自己并不抱有任何目的和理想。在父亲仍在世的时候，绫香因无法违逆父亲而持续着的仪式，现已变成了一种习惯。 　绫香轻而易举地取出一只饲养在花园中的鸽子。鸽子一边发出咕咕的叫声一边用圆圆的眼睛看着绫香。 　绫香吸了口气后挥起菜刀。鸟振翅之声。 　转暗。鲜血。 ■S02／墓前 　上学场景。独自上学的绫香。神情忧郁。 ：绫香（M） 「虽然是自我评价，但我觉得自己的性格最糟了。」 「消极，懦弱，视野狭窄，虚张声势。」 「而且最重要的是―――」 　镜头特写绫香左手无名指。有绷带的痕迹。 　画面回到20分钟前的花园。被挥起的菜刀。歪着头的鸽子。挥下的菜刀堪堪落在鸽子的旁边。 　绫香因为过去的心理创伤而无法下手杀死活物。 （因此她只能使用简单的，能够下手的材料做料理） 　就这样沙条家的鸽子越来越多。 ：绫香（M） 「普通，平庸到了无可救药的地步。」 「今天早晨也没能遵照父亲的吩咐，而是无可奈何地用自己的血作为替代完成了仪式。」 「话说回来。原本我就不喜欢魔术之类的东西。」 　 　场景由绫香的学校景色转变为放学后。 　少数几位友人正向朋友寥寥无几的绫香搭话。 ：绫香 「抱歉。因为我今天还有事，就先失陪了。」 ：友人（Rider） 「？咦，沙条，我记得你并没有参加社团啊？」 ：绫香 「我要去扫墓。因为今天是父亲和姐姐的忌日。」 　绫香乘电车前往邻市。走向教会的外国人墓地。 　绫香站在父亲的墓前，在看似冰冷的表情中……隐藏着愤怒……她在父亲的墓前放上花。 　她转身想要离去，却发现陌生的外国人站在那里。 　他是桑格雷德.法恩。 ：桑格雷德 「你好，沙条小姐。」 　绫香被陌生的外国人直呼名字搭讪。 ：绫香 「您是哪位。我并没有认识的外国人。」 ：桑格雷德 「我也没有认识的日本人。但是，我希望你今后能与我融洽相处。非常非常希望。就好像用针线缝合起物件一般仔细周到地相处。 　因为你们，是唯一染指了“那个”的魔术师。」 　绫香脸色苍白。 ：桑格雷德 「你父亲的事让人遗憾。明明距离真理只有一步之遥。你们在前一次战争中，一直赢到了最后―――」 ：绫香 「请回。」 　绫香即便被神父的气势所压倒却还是瞪着他。   桑格雷德只是微笑，没有其他动作。 ：桑格雷德 「你为何不做准备？到今天正好八年。明明战争终于要再次打响。其他人，大家，可都在勉力召唤着他们啊。」 ：绫香 「请别管我。这些与我无关。」 ：桑格雷德 「这还真是可悲。因为，只要活着，就无法做到与世隔绝。想要一刀两断的话，就只能去死了。」 　绫香向后退去。桑格雷德带着笑容旁观。 ：绫香 「别过来。我不想和圣杯扯上关系。」 　绫香离去。 　神父一边看着她的背影一边给出忠告。 ：桑格雷德 「就在今晚。在那之前，请预先做好准备吧。」 「只要超过零点，每个人都会去寻找你。大家不会放着你不管，放着实际上的上回胜者沙条家的女儿不管。因为―――」 　绫香宛如逃走般飞奔而去。 　在空无一人的墓地，神父微微弯起嘴角。 ：桑格雷德 「―――因为。最棘手的对手，应该在最开始，就由大家击溃，不是么？」 ■S03／Lancer袭击 　夕阳西下后，夜晚。绫香如逃跑般回到家里。 ：绫香 「无关，与我无关！」 　她虽然看似冷静但其实在桑格雷德登场后就陷入半狂乱状态。 　她搜集用以保护自己的道具（WitchCraft的羽毛戒指），锁上家里的房门，关了电灯后藏身在[隐形]衣中，在房间的角落瑟瑟发抖。 ：绫香 「我怎么可能同流合污！何况，对我而言―――」 　绫香裹着隐形衣，宛如惊恐的幼童般不断重复着胡话。 　这里插入过去的回忆。八年前那最后的晚上。 （※因为那时还是幼童，所以绫香的记忆支离破碎，至今缺乏整合性） 　唯有惨剧的光景闪回。 　众多女孩的尸体。 　染满鲜血的父亲。染满鲜血的姐姐。 　从姐姐背后突刺的剑[Excalibur]。 　表情像在问着“为什么”的姐姐。带着疯狂的表情惨死的父亲。 　洒在幼小的绫香脸上的，大量的血液。 ：绫香 「对我而言、那种事、绝对做不到！ 　我办不到像姐姐那样……！」 　绫香回到现实，凝视着时钟。不知不觉已过了深夜11点。很快新的一天就将到来。 ：桑格雷德（M） 「过了今天，就终于要开始了呢。」 　就如同要咽下神父那不祥的话语，绫香喉中发出细微的哀鸣。 　起居室的落地钟指向了零点。 　时钟发出“咚”“咚”的响声。 　绫香虽被吓得一哆嗦，但周围寂静无声。 ：绫香 「没错……事到如今应该不会再发生什么。   我一定是误解了姐姐的那句「在八年后」。 　肯定是我想多了，才以为下次就轮到―――」 　正当绫香松了口气时，却听见狗吠声远远传来了起居室。 ：绫香 「狗吠声……？」 　绫香想着“发生了什么”并抬起头。她附在窗边观察外面的情况，发现了带着大量的猎犬的入侵者[Lancer]的身姿。 ：绫香 「这种魔力的类型……Servant！」 　绫香猛地从窗边退开。 　猎犬们向着沙条宅邸发动突击。 　设置在宅邸用以迎击入侵者的术式发动，猎犬们还未到达宅邸就被击倒。 　然而，还是有数匹抵达了洋房，用身体撞破窗玻璃入侵起居室。 　绫香惊恐地逃往走廊，近距离迎击猎犬们。（※绫香虽然个性消极并且此刻惊恐万状，但因为骨子里有着好胜心所以在诉苦的同时还是会竭尽所能。） 　绫香用WitchCraft中最最基础的魔术，乌鸦羽毛作为魔弹阻止猎犬们的入侵。 （※乌鸦羽毛的魔弹和凛的魔弹不同。乌鸦羽魔弹有着让人一眼就知道是黑魔术的有机效果。也就是大量的乌鸦羽毛从戒指中播散出去→无数的乌鸦羽毛化为魔弹被射出） 　 　另一边，Lancer在宅邸对面的庭园里率领着猎狗。 　他看似没什么干劲。但从另一个角度看也可以认为他似乎在与猎犬们交流。 （※狗是美纱夜的使魔。Lancer不情不愿地遵照美沙夜的命令，带着猎犬们一起出动） ：Lancer 「喂喂，怎么回事？你之前不是说对这小女孩毫无印象吗？」 　即便Lancer向美纱夜搭话，却看不见美纱夜的身影。此刻美纱夜正在遥远的自室里做着美甲。 ：美纱夜 「因为她即便是废物也还算是上回的胜利者。虽然我觉得派出我的使魔就足够了―――」 「听着，提着她的头回来Lancer。夜也已经深了，给我十分钟内处理完。」 　Lancer一边抱怨一边出动。 　绫香正在长廊中与猎犬们对峙着。 　她即便非常恐惧却依旧咬紧牙关决不流泪，是因为她凭着家里横的不服输性格，想要竭尽全力打倒猎犬。 　然而，那样勇猛的猎犬们却忽然屏住了呼吸。 　自黑暗中浮现出一个瘦高的身影，Lancer登场。 ：Lancer 「啊，你就是这家的大小姐？」 　Lancer的话毫无干劲。 　绫香瞬间感到毛骨悚然。她直觉地感到自己会死，无论如何都会被杀，反射性地用魔弹向Lancer一齐扫射。几乎用完了手头的魔术。 　Lancer面带勇猛的微笑在魔术的风暴中迅速突进。就这样在绫香所在的地方（没干劲地随手）用枪一挥。 　绫香堪堪躲过这一击，逃向更深处的走廊。 ：Lancer 「（吹口哨），直觉不错嘛。……这样，可稍微有点可惜了呢。」 　绫香急切地离开宅邸奔向花园。 　Lancer和剩下的两头猎犬一起，潇洒地跟着绫香的脚步追击。 ■S04／Saber召唤 　绫香到达了位于宅邸最深处的花园。 　她关上房门，发动上锁的结界，逃匿至深处。 ：绫香·父 “这里的术式谁都无法击破。假如有什么万一就逃进这里。” 　她回想起了父亲说过的话。 　然而，门被Lancer的枪仅仅一击就简单地轰开。 　两匹猎犬自门外的黑暗中奔袭而来。 　剩下的魔弹还有两发。即便绫香竭尽全力命中其中一匹的头颅将它击退，另一匹却将绫香扑倒。 　大腿被咬住，衣服，手臂被撕裂。猎犬作势要就这样咬断绫香的脖子，而绫香对这匹猎犬的腹部展开零距离射击。猎犬被击飞。绫香就这样倒在地上，因为疲劳和恐惧而无法动弹。 ：Lancer 「怎么，魔弹用尽了？还是没干劲了？不过无论怎样，我要做的事是不会变的。」 　瘦高的身影向自己逼近。 　绫香因为深陷恐慌状态只能呆呆注视着Lancer。 ：绫香（M） 「不要，不要，不要，不要！」 「会被杀，会被杀，会像姐姐那样，被杀―――！」 　她脑海中不断回响着这样的悲鸣。 　Lancer轻松地提起枪。 ：Lancer 「差不多十分钟。也好，正准时。」 　闪耀的枪。 　迫近的死亡。 　脑中一片空白思考被冻结。八年前的影像闪回。 ：绫香 「救救我，父亲―――！」 　呼应着绫香的惨叫，她的胸前浮现出令咒。 （※其实并非令咒，而是预先埋进她体内的圣遗物） 　Lancer的枪突刺进绫香的体内。 　然而，Lancer随即奇怪地皱起眉。 　绫香的胸口聚集起光。召唤阵在花园的地面上如拼图般回转，逐渐完成。 　在绫香的脑海中渐次闪回的影像。 　圣杯、被聚集起的作为活祭的少女们、令人发指的恶魔般的行径、在地下大空洞里癫狂嘶吼的父亲、某个抱着八岁的绫香从想把她作为活祭的■■手中救出的人的姿影。 ：绫香 「我、我―――」 「我没法成为那些人的同伴。 　不想长成能原谅这种事情发生的人―――！」 　绫香再一次自心底发出惨叫。 　这叫喊并非因为恐惧，而是出自八年来将绫香压垮的愤怒。 　Saber召唤开始。花园中呼啸着光与风。因绫香苏醒的余波花园中的草木一齐绽放出花朵。 ：Lancer 「唔……!?」 　Lancer因为长枪被推回，而由游戏的态度变得认真起来。 　他将单手握枪改变为两手持枪，却已经迟了。 　骑士的剑影与异常强烈的闪光一起显现。 　枪被弹开。Saber随着盛开并四散飘飞的花瓣逼近Lancer。击刃一合。Lancer被大幅震开，而骑士则振剑翩然降临于绫香面前。 　Servant·Saber，现界。 　两者的战斗以数度交锋告终。 　Lancer被Saber用无形的剑将枪斩断，撤退。 　Saber转过身，对着茫然地望着二人战斗的绫香伸出手。 　于是，契约在月光下的庭园中结成。 ■S05／美纱夜（Ⅰ） 　紧接场景04。 　玲珑馆宅邸，美纱夜的私室。 　馆主美纱夜正坐在沙发上。在其背后有一个内里空空的房间，宛如达利的画作般扭曲着。　 　扭曲的房间中心浮现出一柄红枪。红枪是Lancer的宝具。房间的空间被扭曲是用以封印Lancer的宝具。 （这是美纱夜因为不想简单地祭出杀手锏而做的配置。在刚才的战斗中Lancer使用的只是普通的枪。） 　Lancer被Saber击退，无功而返。 　美纱夜听完Lancer向她报告后将其痛骂。 ：美纱夜 「你居然没有收拾掉猎物就回来了。猛犬这个别名并非缘于仰慕，而只是个讽刺吧？」 　Lancer一言不发地忍耐着。 ：美纱夜 「算了，就算责问已经发生的事也不过是浪费时间。那个沙条暂且不论，你一定把对手Servant收拾掉了吧？」 ：Lancer 「不。虽然我看穿了他的动作，却被他轻巧地躲过去了。」 　Lancer耸了耸肩，就像是在说“哎，没办法”。明显地毫无干劲。 　美纱夜把玻璃杯摔向Lancer。玻璃杯从Lancer的侧脸擦过后猛然撞击在墙壁上。 ：美纱夜 「啊真是的，什么时候我的Servant连看门狗都不如了！猛犬之名简直名誉扫地！」 ■S06／Caster初战 　未被采用的场景。只是作为“故事是这样进展下去的”的参考。 　舞台设立在夜晚的学校。绫香和Saber属于被袭击一方。 　Saber因为绫香被当做目标而无法发挥实力。 　校舍因为Caster的远隔魔术而被异界化。 　对于没有装备任何礼装的绫香而言，校舍充斥着死亡的陷阱。 　Saber不得不一边保护绫香一边与Caster战斗，最后，败下阵来。假如绫香能自己保护自己的话就不会演变至此。类似这样的场景。 （※假如要把这里映像化的话也有考虑用美纱夜代替Caster） 　学校的异界化被与Caster有着因缘的Rider的暗中活动所解除，而绫香则暂且静观其变。 ■S07／沙条邸 　即便已经召唤了Saber，绫香还是「不想战斗」地反抗着。 ：绫香（M） 「我没有才能。」 「父亲所期待的人是姐姐。」 「而即便是姐姐最后也没能活下来。」 　绫香不断地在心中对自己说着不行。 　无论是对不断把自己卷入事端的旁人们，还是对只知逃避的自己，她都感到非常烦躁。 　而Saber始终用从容的微笑面对这样的绫香。 ：绫香 「我既不知道什么圣杯，也不想要它。」 ：Saber 「但是，假如不战斗你就会被杀。不仅是你。众多人将被牺牲。」 ：绫香 「就是这样才与我无关！我只是保全自己就已经竭尽全力了！为了连长什么样都不知道的人去战斗，不是太蠢了吗！」 ：Saber 「战争总的来说就是件愚不可及的事。比起这个我现在更在意你的主张。你刚才说为了别人而战斗很蠢吧。那么，你活着难道就只是为了做出明智的选择吗？」 ：绫香 「唔―――！」 　绫香红着脸咽下了反驳。 　　◆ 　正午，在沙条宅邸起居室。Saber和绫香还是一如既往在拌嘴。 ：绫香 「我明明说了不想战斗，为什么还要跟着我!?」 ：Saber 「因为绫香是我的Master啊。就算你是最下位的Master，又胆小又任性，而且除了黑魔术之外一无是处，我还是不得不守护你吧？」 「无论怎么说，你看，我都是位骑士。」 ：绫香 「我并不想被守护！假如你想要强大的Master的话，到美沙夜那里去不就好了吗！」 ：Saber 「嗯？这可难办啊。虽然Master只要Servant和Master双方都同意就能变更…………」 　对表情写满“为什么”的绫香，Saber露出了心满意足的笑容。 ：Saber 「我更喜欢绫香。这次我一定要保护好你。」 　他这样回答。气质比起骑士更像王子。 　绫香带着困扰的表情慢慢红了脸，她对Saber发言中的“这次”有些介意。 ：绫香 「Sa，Saber以前有做过这种事吗？」 ：Saber 「这种事？嗯，该说守护像绫香这样别扭的女孩子是第一次吧。」 ：绫香 「我不是说这个，是问你有关圣杯战争的事！」 ：Saber 「当然。八年前，我在这个城市一直战斗到最后。只不过那时的记忆非常模糊。」 　Saber坚称对上一次战争的记忆已经模糊。 　而其实他虽然遗忘了细节部分，大致却都还记得。 （→记得绫香的姐姐爱歌是自己的Master，记得自己救了将要被杀死的绫香，记得自己最后手刃了爱歌。） ：Saber 「不过，你还真是处处见外啊。你啊，还是把这副眼镜摘了看起来更精神哦？」 　绫香脸红生气。 　绫香戴着眼镜时是优等生语气，摘掉后就有stay night中的凛那样的气质。 ■S08／Rider 　Saber和绫香从桑格雷德的情报那里获悉工厂地带有可疑动向，前往那里调查。 　工厂弥漫着血与肉，宛如锈蚀的铁的腥味。 　自动化流水线的深处尸体堆积如山。而打扮成暗杀者姿态的Servant正坐在山的中心。 　他便是戴着铁假面的Servant，Rider。 ：Saber 「这些都是你干的吧？」 ：Rider 「假如我说是又怎样？」 　Saber和绫香对Rider怒不可遏。 ：Saber 「你忘了协定吗。肆意地屠杀，罪孽会殃及到Master。」 ：Rider 「啊，我知道啊。」 「但是，我根本没有什么会受到惩罚的Master啊。」 　从假面下传来含混不清的轻笑。 ：Rider 「我是自由的。不被Master所束缚。因为他在死前的瞬间用完了所有的令咒，从而让我获得了这肉身啊。」 ：Saber 「你这家伙，杀了Master是吗……！」 　Rider是杀死了Master，获得了自由的Servant。 　因为他没有Master，为了取得维持身体的魔力便屠戮人命。 ：Rider 「区区魔术师竟然觊觎圣杯。就让作为英灵的我来正确合理地使用圣杯吧。」 　Saber与Rider激烈交战。 　持有众多宝具，在工厂设置了许多陷阱的Rider在战斗中占了上风。Rider因其首要瞄准Master而不顾Servant的战斗方式，对缺乏护身之术的绫香而言是最棘手的对手。 　Rider把绫香推倒，之后在打算一击了结她时有了一瞬的犹豫，Saber趁此机会救下绫香，撤退。 　  ◆ 　这个场景也描绘出了绫香的挣扎和迷茫。 　无辜的受害者堆积成的尸体之山，让绫香不得不直面现实。 ：绫香（M） 「人们……人们都死去了。」 「说连长什么样都不知道是句谎话。说与我无关只是托词。」 「因为我认识他们。其中也有我认识的人。即便没有见过面，我也知道有那些人存在。」 「假如就同住在一个城市里，根本就不可能有什么毫不相关的人。」 　因为自己的消极，那些人沦为了Servant手下的牺牲品。 ：绫香 「我――― 「我在那时。 　假如我能选择战斗而不是逃避的话，那些人就―――」 　绫香逐渐开始觉醒。 　 ■S09／美纱夜（Ⅱ） 　玲珑馆的中庭。 　美纱夜正给她的宠物兼使魔猎犬们喂食。 　她美丽的手紧抓着动物内脏。这举动看起来既猎奇又煽情。Lancer靠在旁边的柱子上俯视着她。 　自七名Master竞争开始已过了近七日。 　Lancer虽然已经与Saber、Archer以及Rider交手，却对自那以后没有对其他Master采取任何动作的美纱夜产生了不信任感。 ：美纱夜 「你对我的方针抱有不满吧？你疑惑为什么不让你用本来的武器战斗。你觉得我至今还不解除宝具的封印，莫非是因为害怕被背叛是吗。」 ：Lancer 「啊？不，我可没这么想。虽然没有Gae Bolg的确不顺手，算了，既然没有的话就用没有的方法去战斗。 　作为Master的你是正确的。我对于直到剩下的人马露出端倪为止静观其变这点没有怨言。但是―――」 　美纱夜的时间所剩无几。与其他Master不同，美纱夜有着时间限制。无法选择高雅的作战方式。如有万一甚至不得不与桑格雷德联手，受其贪欲的驱遣。 ：美纱夜 「够了。我的性命和我的信条是两码事。衡量利益得失让人觉得厌恶。只要还有一点余地我都不会选择那么做。」 　Lancer在听到这既非玩笑又非逞强的话之后，一边说着“好吧好吧”一边垂下肩膀。就好像在表示怎么又遇上了强势的女性。 　虽然Lancer看似在批评美纱夜，其实却对与他的师父（Scathach）本质很相似的美纱夜相当中意。 　不知是否清楚Lancer的这份心情，美纱夜缓缓开口。 ：美纱夜 「你知道作为Servant被召唤而来的英雄的共同点吗？」 ：Lancer 「啊？是什么？」 ：美纱夜 「虽然并非所有的Servant都是如此。 　似乎有许多都是为了实现生前未竟的命运而呼应了圣杯哦。」 　美纱夜愉悦地微微弯起嘴角。就宛如在嘲讽着明明业已超脱，却还是为俗世所束缚的英灵们。 　Lancer厌恶地咂了咂嘴。 ：Lancer 「也就是说这些人全都对人世有着迷恋吗？真无聊。不巧我和这说法无缘。」 ：美纱夜 「似乎的确是这样。不过我就是喜欢把愿望寄托在圣杯上那样丢脸的Servant。你真是彻底不符合我的兴趣呢。」 ：Lancer 「那你就在选择前注意到这点啊。假如你想要满腹怨恨的奴隶，那种人不是要多少有多少吗？」 ：美纱夜 「我想要被女人杀死的英雄。」 　美纱夜不觉倾吐出真心。 　年轻的女主人一边瞟着Lancer， ：美纱夜 「因为，他们已经懂得了女人的恐怖吧？」 　一边露出了冷酷而又愉悦的笑容。 ■S10／关于圣杯战争 　在教会的礼拜堂中，（貌似）神父的人物正与（貌似)魔术师的人物对话。 　圣杯战争究竟是什么。 　是七名魔术师为了争夺圣遗物·圣杯的使用权而进行的仪式。 　与stay night的圣杯战争有所不同，虽然并非官方化的战争，却受到教会的权力者的正式委托。 　作为圣堂教会中心的超过百人的主教中，有一人秘密地取出模型圣杯○○○号，企图在极东之地再现奇迹。 　其目的是利用七名Servant的灵魂作为起爆剂（泵的启动水），从而召唤出新的高位存在。 　圣杯作为愿望机被兜售给参加战争的魔术师们。 　小圣杯[Symbol]是为了召唤作为善魂的英灵们， 　而地下大圣杯[SaintGraph]则用于储存大量灵魂。 　除了这个基础之外其他与stay night的圣杯战争基本相同。 　离经叛道的圣职者如是说。 ：神父 「你可曾考虑过圣杯为何是杯型？」 「因为那是证明主的奇迹，亦即太古之神秘的测量器啊。」 「杯是容纳水之物，亦即积蓄水之物。 　而凭借主之威光被制造出的圣杯，则是用以积蓄形而上之物。 　没错，就是人类的思想。不带热量的资源，用物理法则无法观测的事物，被圣杯具现成形。」 　因而，圣杯能够再现英灵。 　他们不过是虚构的事物，是人类历史上被向往的共通的幻象。 ：魔术师 「这样就出现了矛盾。这就意味着召唤完英灵后，圣杯的作用也就结束了。」 ：神父 「是的。的确如此。 　如你所言，英雄诞生于善念[事物]。 　……然而，何其可悲。众多人所期望的并非善意，而是名为欲望的恶意。圣杯―――从这发端开始，便是疯狂的。」 ■S11／梦魇～绫香的回忆 　绫香的过去回忆～八年前的光景。地点在大圣杯（地下大空洞）。 　那是位于都市地下的立体魔法阵与天然熔矿炉。 　大圣杯中漆黑的泥状物呈汤状，汇聚成海。在这黑泥之海的尽头，似乎将召唤出什么东西。 （※实际上是从混沌之液中形成肉体） 　在大圣杯的崖边，排列着被■■绑架来当作活祭（材料）的少女们。 　她们虽然还保有意识，身体却丝毫不能动弹，她们一边用空洞的眼神哭泣，一边等着轮到自己被扔进锅里。 　沙条·父、爱歌、八岁的绫香、Saber就在这宛如地狱般的地方。 　　◆ 　绫香在哭泣。 　她将被某人扔进大圣杯里。 ：■■ 「虽然大家都很有礼貌地排队等着，但绫香是特别的。」 「现在立刻掉进去变成材料吧。」 「因为凡人除此之外没有其他利用价值。」 　年幼的绫香被拖进悬崖下的地狱。 　癫狂的父亲凝视着她。 ：沙条·父 「啊，怎么会这样。」 「你这庸人、庸人、庸人……！」 「选择了你是我的错误！」 　绫香因为父亲的痛骂而绝望，最后的理智崩坏。转暗。 　……不知究竟过了多久。是一瞬间还是数小时。 　绫香因自己的脸上淋满大量的鲜血而恢复意识。 　眼前是宛如要保护自己一般的，姐姐·爱歌的身影。 　可是爱歌已经死去了。 　剑从她的身后刺入，剑刃从胸前贯穿出来。 　爱歌带着像在问“为什么？”的表情，被扔进大圣杯，堕入深渊。 　视线落到旁边，近处躺着作为元凶的父亲的尸体。 　绫香又一次失去了意识。 　以上便是上回圣杯战争的结局。 　这就是离启动大圣杯只剩一步之遥，却因父亲改变心意而被杀的，沙条爱歌的故事。 ■S12／桑格雷德 　地点在玲珑馆的宅邸，图书室。 　美纱夜正在阅读桑格雷德的资料。 ：美纱夜 「桑格雷德·法恩……教会派出的异端审问员……因为无论异端者还是信徒都格杀勿论而被问罪，改变了名字和国籍，现在也还在继续着异端审问……」 「虽然自诩圣人，但只要为了教会就决不会手下留情的代行者。作为魔术师的技量与我持平甚至在我之上。……哼。他毫无疑问就是第一位的Master吧。」 　　◆ 　而正是这位桑格雷德，此刻正摆出与神父之名相符的和颜悦色的态度，他表现得宛如正人君子一般对绫香伸出手。 　绫香正在过去姐姐·爱歌也常爱光顾的咖啡店中与桑格雷德密会。进行所谓的“摆脱彼此的Servant”的商议。 （※因为是在中午的公众场合，绫香也接受了邀请） ：桑格雷德 「我，既否定圣杯战争，也否定互相残杀。」 「假如你想脱离圣杯战争的话，就去寻找从Master的义务中得到解放的手段吧。」 ：绫香 「……谢谢您。但是，您为什么要对我说这些呢？」 ：桑格雷德 「因为我是和平主义者。而在Master中，你是唯一看起来不因为自己的意志而战斗的人。」 「进一步说的话，我讨厌人类的欲望。」 「不，换一种说法吧。我厌恶个人所持有的欲望。作为圣书者，我无法容忍圣杯战争。」 　桑格雷德的话语让绫香比起安心更感到愧疚。“不是以自己的意志战斗”也就意味着绫香只想逃避。 ：绫香（M） 「我究竟想逃避什么呢？」 「无法正视的并非作为Master的自己。」 「我，单纯只是―――想要逃离八年前的回忆吧―――」 　绫香说完“请让我考虑一下”便从桑格雷德那里离开了。 　桑格雷德一边目送绫香离去，一边回想起自己刚才所说的话。 “我讨厌人类的欲望。” “不，换一种说法吧。我厌恶个人所持有的欲望。” 　金发碧眼的神父一边说着“没错”一边静静微笑。 ：桑格雷德 「这是理所当然的。 　因为―――家畜根本不需要个性吧？」 ■S13／绫香与美纱夜 　绫香与美纱夜，Saber与Lancer，第二次对峙。 　Saber不利。因为Master的实力相差过于悬殊，被Lancer逼入窘境。 ：美纱夜 「这样就结束了？即便是第一位的Servant，在我面前也是不堪一击呢。」 　Saber身负重伤。 　绫香即便心有不甘也还是瞪着美纱夜。 ：绫香 「并不是因为你强大。只是我无法好好地驱遣Saber罢了。」 ：美纱夜 「所以我才说是不堪一击啊。下等的Master居然能得到Saber，简直荒谬到天方夜谭。」 「最强的Servant理应由最高位的Master获得。是不是Saber？现在我再给你次话语权。你，要不要把Master从那个小丫头换成我呢？」 ：Saber 「不。真不巧我吃过一位的Master的苦头―――更何况，你什么时候成了第一位的Master了？」 　美纱夜心中怒火中烧，嘴上却说着“啊这样啊”轻描淡写地一笔带过。 　Saber如同想伺机让绫香逃跑般与Lancer对峙。 　美纱夜看到这样的Saber，狡黠地笑了起来。 ：美纱夜 「Lancer。把Master留到最后再杀。慢慢地，正确来说是折磨他。只要那个女人还在，他就没法动真格的。」 　美纱夜下令蹂躏Saber。Saber被Lancer的枪贯穿。 ：绫香 「好卑鄙……！你根本不配被称为名门！」 　美纱夜在听到绫香的痛斥后开心得浑身颤抖。 ：美纱夜 「是啊。我，最喜欢听别人的惨叫了。假如对方是容貌英俊的美青年就更让我高兴了。所以―――在贯穿了Saber的手脚之后，就让我亲手，捏碎他的头颅吧。」 　美纱夜状态正佳。 　Saber在受伤的同时还不忘调侃。 ：Saber 「真是过分的Master。你运气真背，Lancer。」 ：Lancer 「哈。被你这么说我可真是完了，Saber。」 　Lancer发动袭击 　Saber宛如要庇护绫香般挥剑而来。 　他解除了风王结界，将绫香运送到了安全地带。Lancer在看到Saber不觉现出原形的宝具后，兴奋得难以自抑。 ：Lancer 「黄金的圣剑―――！」 「不能忍。简直不能忍啊，喂！所剩无几的骑士道的最后之花。骑士中的骑士，居然是像你这样温文尔雅的男人！」 　即便言辞粗鲁，其实Lancer是自心底感到喜悦得浑身颤抖。 　而这时的这段对话也为以后埋下了祸根。 　在那之后，Lancer对失去了Saber的绫香说「你要和我结下契约吗？」的时候。 ：绫香 「Lancer，你以前说过吧。说我是最糟糕的Master。我可还记恨在心呢。」 ：Lancer 「真难搞啊。但是啊，那不是在说你。是指那家伙的前任Master。」 　这里稍微揭示出了点伏笔。Saber所说的“你碰到了过分的Master呢～”和Lancer回应的“被你这么说我可真是完了”指的并非绫香，而是Saber的前任Master。 ■S14／英雄王吉尔伽美什 　地点在夕阳下的教室。 　当Saber和绫香两人气氛正好的时候，Archer猛然打开教室大门登场，在讲台发表起激情洋溢的演说。 ：Archer 「这场战争本身非常好。意趣绝妙。为求至宝，英雄豪杰们互相争霸厮杀实在精彩！简直让人咬牙切齿为何生前不曾有这样的盛事！本王现在，正因无可比拟的喜悦而感动着！」 　Saber冷眼警戒着正独自情绪激昂的Archer。 　绫香被Archer惊呆了。 ：Archer 「然而。然而，有两件事令本王不满，极度损害着本王的心情。你知道那是为什么吗，骑士王？」 ：Saber 「谁知道。像你这样的变态的想法，我一无所知。」 ：Archer 「一个是阶位！本王是普天之下最高最强的英雄。只是让本王听说还有两人在我之上，就气愤得恨不得杀了自己的Master！」 「但是，本王就饶恕Berserker吧。因为他不惜丧失理性都要追求力量。本王就开恩放过他好了。然而―――」 「本王不会放过你，Saber。 　这个世上最强的英灵只有本王一人。而且―――」 「本王也决不放过你旁边的Master！」 　绫香吓了一跳。以为自己是不是又被当成『最弱的Master』而被看扁了，正浑身僵硬 ：Archer 「你的美无与伦比！即便在乌鲁克城中，也不曾有让本王如此中意的女人！」 　绫香“咦！！”地非常震惊，Saber则不悦地皱眉。 ：Archer 「少女啊，请你发誓。本王将打倒Saber。在那之后，你将成为本王的后妃。」 ：绫香 「你、你在胡说些―――」 　绫香陷入恐慌，Saber庇护地站到绫香身前。 ：Saber 「你没有回答的必要，绫香。他的疯言疯语无法实现。因为原本，就连前提条件都无法成立啊。」 ：Archer 「哦。圣剑士还真够狂妄。祖国覆灭的男人居然敢向能毁灭世界的男人挥剑。」 　Archer具现化了黄金的双剑。 ：Archer 「好，就让你看看彼此间的差距吧。用本王的终末剑Enki，将你化为齑粉。」 ■S15／Rider与Master 　Rider的回忆。发生在他被召唤而来时。 　Rider的Master是外表看起来十岁左右的少年。 　上次战争中幸存的其中一派魔术师，把作为Master候补的少年，靠医疗器械和魔术强行续命。 　少年是在上次战争中被■■将兽植入体内的牺牲者，不久就将沦为活尸。 　手脚都已腐烂，内脏也都是器械。活人的部分只有胸部以上。被犹如活死人般的Master召唤的Rider，注视着作为Master的少年， ：Rider 「―――这样，也能算是活着吗？」 　言语中充斥着惊愕与战栗。 　他心中涌起对为了自身欲望而让少年苟延残喘的魔术师们的厌恶，以及对少年的同情。 　而Rider的这份同情，马上又化为了尊敬和友爱。 　每一次心脏的脉动都伴随着疼痛。呼吸宛如吞针般痛苦。少年周身痛不可忍，几乎没有自己还活着的感觉，就只是一味等死，然而，他却并未表现出丝毫不平、不满以及怨恨。虽然肉身惨不忍睹，少年却宛如圣人。 　少年为召唤出Rider，并与他成为朋友感到非常高兴。 　Rider也为少年如天使般的气质而倾倒。 　然而，因为召唤出了Rider少年命不久矣，七天之后，少年就将伴着钻心的痛苦死去。     ◆ ：少年 「因为我没有朋友。」 　临死前，少年这样告诉Rider。 　虽然应该选择生前命运多舛的英雄作为Servant，但他却不愿这样做。他在自己的人生中，唯一的一次任性，便是选择了「幸运的英雄」。 ：少年 「我不想要不幸的英雄，而喜欢幸福的人。」 「因为―――心无遗憾的人的愿望，一定，也是幸福的吧？我觉得你寄托在圣杯上的愿望，一定是美好的。」 　在临死前的瞬间，少年带着仿佛憧憬着人们都能够和平生活的微笑，就这样断了气。 　Rider悲叹着少年没有回报的人生。 　他直到最后都不曾怨天尤人，而是全身心地相信着人世的温暖， 　Rider对少年未能获救这件事，产生了极度的厌恶和愤怒。 　在这个瞬间他决定了自己的愿望。 　将幸福带给这位Master。 　用圣杯之力让他复生，给予他正常人的幸福。 　　◆ 　Rider照顾少年直到最后，安静地离开了病房（实验室）。监视着他们的魔术师们说道。 ：研究者 　「不必担心，先生。虽然召唤者已经死去了，但将这个假面作为模拟的Master相[Face]来使用的话―――诶？」 　他的首级被割下。 　Rider面带冰冷的表情将研究者们全部杀死，捡起了面具，融进了街市。 　没有Master提供魔力的Rider只能靠杀人来补给魔力。 　大量虐杀活人，在脏器与尸体的包围之下的Rider如此起誓。 ：Rider 「……为了期冀着人们能够幸福的他，」 　熙攘的城市夜景映照在他眼中。 「―――我将把你们，全部杀死。」 　铁假面上洒满血泪。 　在生前除了人世的光辉美好之外一无所知的幸福王子宛如泣血般如此宣誓。 　而同时他也明白，自己的所作所为，恰恰正是最玷污少年的梦想的罪孽。 ■S16／地下教会·Berserker 　绫香与桑格雷德的第二个场景。在故事中属于中盘最后。 　Berserker VS Saber。 　Saber被击败，桑格雷德向绫香提出交涉。 ：桑格雷德 「我并不打算杀了Saber。」 「因为他是唯一知道关于兽的真相的证人。小姐。我就根据你的决定来处置他吧。」 　桑格雷德用Saber的性命作为威胁逼迫绫香让渡Master权。因为那时候绫香已经喜欢上了Saber，因此不得不服从。 　 ：桑格雷德 「我确实地拿到了Saber的Master权。感谢你的合作，小姐。」 「然而，因为Saber现在有着种种故障，必须对他进行一次修复才行。击溃她，Berserker！」 「你―――居然骗我！」 　绫香用WitchCraft展开攻击。 　桑格雷德脚下浮现出魔法阵，将魔弹无效化。 ：绫香 「抗魔术……！」 ：桑格雷德 「正是。因为我非常小心谨慎。假如不一直移动魔法阵的话，简直会担心得无法动弹。」 　绫香为这事实感到震惊。 ：绫香 「我从未听说过移动魔法阵这种事。假如是真的话，你的抗魔术和Saber不相上下……！」 ：桑格雷德 「啊，没错。因为小姐已经没用了，所以给我去死吧。」 ：绫香 「我就知道会是这样！你不是一直把“我希望能以和平的方式解决”挂在嘴边吗!?你不是教会的人吗？」 ：桑格雷德 「哈。哈哈哈。啊哈哈哈哈哈哈！啊，那不过是谎言！   因为我，最讨厌东洋人了！尤其是日本人简直让人作呕！」 　  ◆   战斗开始。   Master七位的绫香无法与一位的桑格雷德匹敌。   绫香只是防守和逃跑就已竭尽全力。   在快要摔倒的时候，绫香却因至今为止发生的事在脑海中闪回而在紧要关头站稳。   和Saber在一起的生活。八年前的心理创伤。还有对手美纱夜的话语。 ：美纱夜（回忆） 「魔术手腕二流。」 「即便如此你也还算是曾染指圣杯的，沙条家的继承人吧？」 　绫香被深深看低了。 　把自己与姐姐相比，对绫香而言是件自虐的事。   总之，她始终在恐惧着什么。   对自己说自己什么都做不到。不想失败。但是――― ：美纱夜（回忆） 「你可别误会了我嘲笑你的理由。」 「作为魔术师的才能、技量只不过是数值而已。衡量彼此实力高低，嘲笑实力不济者是卑鄙小人的做法。」 「我嘲笑的是你的心。一直都耽于梦幻的人，是没法让别人把她当成同等的Master来看待的吧。」 　绫香无法反驳美纱夜的谴责。 　正如美纱夜所说，绫香也无法断定自己究竟是受害者还是加害者。就因这种模棱两可的心情美纱夜才会说「令人不快」。 ：绫香 「我―――我……」 「做不到，像姐姐那样，但是……！」 　绫香深吸了口气，做好觉悟后，正面迎接追击而来的桑格雷德。桑格雷德愈发嘲笑起气质陡转的绫香的徒劳挣扎。 ：桑格雷德 「你为何战斗！而且还是在这种境地！你无法成为胜利者。明明最下位的你，无法赢过其他任何Master！」 ：绫香 「这种事，八年前开始我就明白了！   我的确一无是处！」   绫香好像说给自己听一般嚷道。 　并不禁回忆起Saber说的话。 ：Saber（M） 「过程与结果是两码事。两者应该分而视之。   无法取得结果的努力就是毫无意义的吗？那不过是愚者的诡辩。   过程与结果是分别独立的。而有时选择本身，便会成为答案。」   理解了Saber的这番话，绫香严峻地抬起头。   眼前是外道神父桑格雷德。 ：绫香 「但我会战斗。即便一无是处，起码自己选择战斗这点，我还是能够做到的―――！」 　这是体现着战斗意志，与至今为止软弱的自己诀别的宣言。 　假如Saber被抢走的话，这次就由我自己来夺回Saber！ 　　◆ 　绫香与桑格雷德的战斗落下帷幕。 　对绫香而言最大的敌人，操控着圣杯战争的神父就此被消灭。虽然还留有强敌，但是绫香的战斗似乎已经就此终结，然而――― 　在崩坏的地下教会的瓦砾中，桑格雷德即便落败却还是发出狂笑。绫香认为他不过是强弩之末，狠狠瞪着桑格雷德，而他只是露出愉悦的微笑。 ：桑格雷德 「因为你似乎误会了所以我就订正一下吧。我的Master阶梯，是排名七位以下的编号外。」 「你想问“怎么会？不是已经没有别人了吗”是吧？因为我是僧侣。原本就不是魔术师！」 　那么一位的究竟是谁呢―――？ ■S17／天之崩落（后） 　场景回到场景0中，Saber VS Archer的最终决战。 　两者从地铁战斗至地上。一边在副市中心的高楼间穿梭一边战斗。是在摩天楼间的空中战。 　Archer用无穷无尽的剑雨袭击Saber， 　Saber则一边闪躲一边与Archer贴身近战。 　两者实力难分伯仲。 　Archer已经集齐了王权宝具的成立条件。 　Saber也将圣剑的圆桌拘束全部达成。 　两人都在寻找着必杀的机会。 　激战的最后，Archer抓住了机会。 　Saber被击落在地， 　Archer在高楼的楼顶上架好弓箭。 ：Archer 「胜负已分，Saber！」 　Archer将双剑相连，变形为大弓后向地上的Saber放箭。 ：Saber 「―――！」   Saber躲开了瞄准他眉心的箭矢。   然而―――这支箭只是为了照准。   Archer的王牌就是在卫星轨道上展开的“终末剑Enki”。 ：Archer 「劫火自苍穹落尽！」 「纳比斯汀之怒涛袭来！」 　卫星轨道上的“毁灭之星”形成箭矢射向地面。 　箭矢在空中消失，巨大的魔法阵被展开。 　割裂空间，作为诺亚的洪水传说原型的大海啸，吉尔伽美什叙事诗中所描述的纳比斯汀的巨涛向都市席卷而来。 　Saber被大海啸吞没。 ：Archer 「这就是所谓的毁灭世界！诸位英灵们啊，就诅咒你们竟敢向英雄王挑战的这份愚蠢吧！」 　Archer虽然释放出了全部魔力，很快就要无法动弹，却宛如承担起作为胜利者的义务般大笑起来。 　然而。 ：Saber 「―――不。为胜利而欢欣鼓舞还为时过早啊，英雄王。」 ：Archer 「什么―――!?」 　在汹涌的海流中，黄金的光芒自深海将海流割裂。 　卡姆洛特的13拘束随着铿锵之声被解放。 ：Saber 「誓约[Ex]―――」 　海水被蒸发。 　自遥远的地上，Saber射出了君临天下的王者那睥睨众生的目光。 ：Archer 「圣剑士―――!!!」 ：Saber 「胜利之剑[calibur]―――！」 　看到败北就在眼前，Archer发出哀叹之声。 　挥起的圣剑的一击，将毁灭之星两断，也挫败了桀骜不驯的王者。 ■S18／兽 　镜头陡然转变气氛，转向宛如地底般的光景。 　桑格雷德在宣称「我是编号外！」之后。 　便有了所谓的“那么一位的Master究竟是谁”―――？这样的疑问。 「参与到这场战争中的Master只有七人。」 「假如还有其他人存在的话，那么―――」 「―――就是上次战争中的幸存者。」 ·八年前，上次战争结束时的某个场面。 　爱歌在大圣杯前微笑。 　正体不明的肉块从地底沸腾而出。 ：沙条·父 「你在做些什么爱歌……！」 　想要制止的沙条·父在看到女儿(爱歌)的凶行后，脸色变得宛如病人般惨白。 　爱歌如天使般绽开笑颜。 ：爱歌 「你问我在做什么，这就是圣杯真正的使用方法啊，爸爸。   咦？实现愿望？你真的相信这种虚无缥缈的事情吗？」   作为活祭的少女们被推入大圣杯中。少女们一边哭泣着一边坠落进大圣杯里。这副图景宛如人间地狱。 ：沙条·父 「这不是相不相信的问题，而是事实！ 　圣杯是为了通向根源而架起的桥梁，这对我们而言是千年来的夙愿，也是未来千年继续下去的希望！ 　它，不能被―――你自己的欲望所利用！」   沙条父向爱歌发起攻击。   爱歌轻巧地将攻击无效化。父亲悚然。 ：爱歌 「说什么通向根源的桥梁，这才让我觉得无聊呢，爸爸。」 「因为―――」 　镜头给爱歌的双眼特写。 　爱歌的双眼宛如通向宇宙的深渊。 ：爱歌 「因为。那种东西，我从出生开始就连接着啊。」 　父亲哑口无言。 　爱歌的触手向沙条父袭去。父亲惨叫着死去。 　眼见父亲被绞成肉末，年幼的绫香理智就快要崩溃。 　就算她边哭边躲起来，还是被爱歌立刻发现，要被当成活祭。 ：绫香 「姐姐，为什么!?」 ：爱歌 「因为绫香只是个凡人嘛。你除了变成材料之外，没有其他价值。」 　姐姐既非嘲讽也无恶意，只是单纯而鬼畜。 　但是爱歌之后立刻被杀死了。 　其他六名Master完全无法匹敌，达到离圣杯最为接近的阶梯的爱歌，却无法应对他的背叛。 　话说回来，她做梦都没想到会是这种结局。 　被自己的Servant，从背后将自己刺穿。 ：爱歌 「……咦，Saber？为什么，要刺我？」 ：Saber 「……我也铸成了大错。这圣杯，还有你，都是疯狂的。」 ：爱歌 「痛。好痛。好痛啊，Saber。真的，好痛。对不起。我痛得，连你在说些什么，都听不明白了——」 「好伤心。好伤心。我痛得，啊，看不见东西了，已经痛得，啊啊―――」 「我就要，死了吧。好伤心。好伤心。再也，不能看见，你的脸了……」 　爱歌对Saber装出似乎一点也不痛的微笑之后死去。 　Saber将爱歌的尸体遗弃进大圣杯里。 　―――然而。 ·桑格雷德如是说。 　圣杯到最后究竟在召唤着什么呢。 　它是为了将兽，第八之Class·Beast具现成形的魔法之釜。 　Beast也就是圣经上所记载的[６６６之兽]。（因为圣杯的基本设计源自基督教） 　是头戴作为人间之罪业，欲望之象征的王冠的兽。也是从海之彼方远渡而来，记载于启示录上的兽。 ·镜头回到现在。 　Saber对Archer使用了Excalibur之后。   在地下大圣杯前，爱歌如幼女般天真无邪地翩翩起舞。此时已是丧尸状态。   在舞蹈着的爱歌背后是渐渐获得肉体的Beast以及六位Servant。（上次战争的Servant） ：爱歌 「Saber！Saber！Saber！我相信着，相信你一定会回到我身边！」 「啊，我最喜欢你了Saber。只要一想起你，就好像五脏六腑都会从体内翻滚而出一般，   就好像心脏灼痛到会让人从美梦中惊醒一般，我这样喜欢着你！」 「好想早点见到你！好想早点见到你！好想早点见到你！我的Saber！我的，只属于我的王子！」 「所以这只兽―――是为了实现你的愿望，从而降临到这个世界上的！」 　―――镜头转暗。 　　◆    主如是说。地不可载富。 　当虚饰之繁荣归于虚无之际，下一个千年将会造访。 　富之象征，人之七罪。 　被玷污的金杯。 　全是为了将天门开启。 　最后的奇迹，将会被纳入最出众之人手中。 【完】

阿尔托莉娅

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以下为人物资料

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登录/注册后可看大图	SERVANT
沙条爱歌 Master阶梯：第一位•炽天使 CV：丰崎爱生 魔术系统：无 魔术回路： 质：EX 量：E 魔术回路编成：异常（过去从未有此先例） 曾铸成大错。绫香的姐姐。在八年前的圣杯战争中死去。当时的Servant是Saber。 迷恋Saber到了无药可救的程度，死心塌地又满心幻想的少女。 因为圣杯的力量成为半丧尸状态。召唤了Class Beast的Master。 在八年前就已经发现圣杯的真相，虐杀大量少女以为祭品。 在赢得圣杯战争的胜利后，为了实现「圣杯真正的使用方式」而将少女们作为活祭投入大圣杯中， 将父亲用触手碾为肉末，在试图将妹妹绫香也投入大圣杯时，被Saber从背后刺中死亡。 令咒的位置在胸口中央，现在胸部上还留有八年前Saber刺穿的伤痕。 自称与根源连结	Servant 阶位：不明 Class - Beast CV：不明 真名：不明 筋力：不明 耐久：不明 敏捷：不明 魔力：不明 幸运：不明 宝具：不明 ◆宝具 不明 详细不明。 圣杯像是为了使野兽成形的魔法之釜。 Beast是指圣经中的「666之兽」。 在中盘的最后部份开始了受肉。
「啊，我最喜欢你了Saber。只要一想起你，就好像五脏六腑都会从体内翻滚而出一般， 　就好像心脏灼痛到会让人从美梦中惊醒一般，我这样喜欢着你！」 「好想早点见到你！好想早点见到你！好想早点见到你！我的Saber！我的，只属于我的王子！」 「所以这只野兽―――是为了实现你的愿望，从而降临到这个世界上的！」	Beast 沙条爱歌召唤的野兽Servant，原本不存在的第八种Servant。 借由圣杯战争形成实体，其真面目乃是『默示录』中的「666兽印」。由人类的罪业与欲望所形成，本故事中的圣杯战争其实只不过是为了让Beast完全成型的仪式而已。
【武内的评价】 在读了这次的脚本之后才首次知晓的角色。非常惊讶。以“全能感”作为概念进行设定。服装的设定超可爱。

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纱条绫香 「虽然是自我评价，但我觉得自己的性格最糟了。」 Ayaka Sajyou CV:花泽香菜 一人称是わたし Master梯位：第七位 天使阶级：权天使(Princes) 魔术回路／质：Ｃ 魔术回路／量：Ｃ 魔术回路编成：正常 魔术系统是黑魔术(WitchCraft)全般。 令咒的刻印位置在胸部中央。１枚羽。 眼镜娘。第一印象文静而忧郁。虽然内心总是有着种种考量但表现出来却是傲娇而易激动，属于攻击性的性格。 外表、过去以及作为魔术师的技能都不出众，说起来对作为魔术师这点本身就抱有矛盾情绪。 因为在八年前的圣杯战争中失去了父亲与姐姐，独自在纱条家生活。 虽然依照父亲的吩咐每早进行魔术仪式，但因为过去的惨剧无法对活物痛下杀手，没有杀死作为活祭的鸽子而是用自己的血代替。 因此纱条家的魔术工房(花园)里的鸽子越来越多(也因此料理只能用能下得去手的材料来做) 奇怪地被乌鸦所亲近。 她所使用的魔术与现在的型月世界的魔术相比所包含的阴暗要素更多，而使用此类魔术的她自然该被归入魔女或者咒术师之类。 然而却无论如何都使用不好总是失败。 以乌鸦之羽做成的魔弹(黑魔术中初步的初步)之类作为攻击手段。 后来因为被Saber(Prototype)吐槽说｢这样迂回的挑衅方式不适合你｣而改用了不爱用的元素变换魔术(FormalCraft,类似凛所使用的攻击魔术)。 与『Character material』中的人设相比在『Prototype material』中，绫香制服的颜色和瞳色都发生了改变(瞳色从像式那样变成了像凛那样的蓝色)。 以及镜片也变厚了，在动画的人设中也写着｢眼镜优先｣。 虽然硬是把自己打扮得很朴素，但摘了眼镜就是美人，从这点意义而言是王道角色。 摘下眼镜后无论是瞳色还是髪色都显得更明亮。 眼镜OFF后的形象漂亮到让某少女情怀的古代乌鲁克英雄王一见钟情。 然而，和苍崎橙子一样摘下眼镜后和戴着眼镜时性格不同。	Saber(Prototype) 「我是Saber」 「是守护你的Servant」 CV:櫻井孝宏 一人称是僕、私(对绫香是僕，对敌人是私) Servant阶位是第一位。 筋力:B 耐久:A 敏捷:B 魔力:E 幸運:C 宝具:C(EX) 主人公沙条绫香的Servant。 有着成熟的价值观与正义感。 弃恶扬善，惩奸除恶，赏心悦目的英雄形象。 然而在话语中会夹杂着一些虚无主义的言辞。 对于绫香而言他则处于理想的王子与保护者的位置。 真名是不列颠的红龙。 骑士王Arthur Pendragon。 是Fate/stay night中Saber的原型。 旧Saber忠实于史实，是一位男性。 虽然Character Material和Prototype Material中的人设不同，但『Carnival Phantasm』的影像特典中还是选用了Proto Material的设定。 平时身着黑色长裤，红色衬衫外披长款风衣。 寄托给圣杯的愿望是「改写命运」 在八年前的圣杯战争中一路奋战到最后取得胜利，但在取得圣杯前被强制性废弃，继而退场。 作为后遗症，对前一次战争的记忆非常模糊。 ……他本人是如此辩称的。 经过前一次战争从所谓的「拯救故国」的愿望中得到解脱。 绫香召唤他时的触媒是埋藏在体内的圣遗物。 虽看似被Gae Bolg贯穿（注：Gae Bolg,即刺穿荆棘之枪，Lancer的宝具），实际却引起了圣遗物的反应并在花园的地面引发召唤阵召唤出了Saber。 在故事中盘为了拯救绫香与Archer展开了战斗(Prototype)。 承受住了Archer的宝具「终结剑Enki」并艰难地取得了胜利。 这之后，与Berserker战斗却败北。 虽然绫香被Berserker的Master Sunkrad（注：子安役的变态牧师的名字）夺取了令咒，但是她与Lancer结成临时契约一起并肩作战后打倒了Sunkrad。 顺便说，与Character Material中略有不同，在Character Material中Saber是在输给了Archer之后被Berserker的Master以黑化的状态召唤了出来。 　 在故事中盘就已经和绫香Love Love。 在夕阳下的教室中气氛正好的时候却被Archer做了电灯泡。 ◆宝具 宝具有两件。 可以将圣剑隐藏的魔术之鞘风王结界（Invisible?Air）以及光之圣剑——誓约胜利之剑（Excalibur） 这两样宝具都与Saber相同但遗世独立的理想乡究竟如何是个未知数。 并且，虽然宝具是誓约胜利之剑，但似乎无法做到无条件解放，虽然解放条件不明但与圆桌骑士的人数成比例地受到Camlot的13条拘束。（注：Camlot是亚瑟王的宫廷所在地） 在与Archer(Prototype)的最终决战中，在激战的最后达成了全部的圆桌拘束(解放条件不明) 在终结剑Enki的激流中，将海水蒸发，将Archer的毁灭之星一刀两断。
从『Character material』『Prototype material』中获取的片段式的剧情 说起来纱条家是魔术师家系。 天才的姐姐（平凡的绫香的矛盾之源)在八年前的圣杯战争中即便赢到了最后却还是死去了。虽然同样在八年前死去的父亲对她说｢终有一天你也会参加圣杯战争｣，本人却绝不情愿，采取逃避的态度。 然而在父亲与姐姐的忌日那天，被Lancer(Prototype)所袭击，在千钧一发之际，在胸口呈现出令咒，召唤出了Saber。为他所救，无可奈何地与他并肩参加圣杯战争。 菜鸟Master召唤出了最强的Servant，与他并肩作战这个要素被『Fate/stay night』的主人公卫宫士郎所沿用。 而傲娇少女和总是抓住不率直这点进行戏弄的年长男性这点则由远坂凛与Archer(Fate)沿用。 对绫香而言Saber相当于理想的王子与守护者。 而短暂的拌嘴则每每以被Saber说得哑口无言而告终。 在故事中盘身染剧毒，而Saber与Archer则以解毒剂为筹码进行战斗。 这个时候已经和Saber love love。 之后在与Berserker的战斗中失去了Saber，在和Lancer定下某个约定后结成契约。 成功夺回Saber。 以上这些已经判明。	虽然自称记忆模糊，但其实对于上次战争的事情大致记得（虽然细节部分已经忘记）。 八年前的圣杯战争中的Master是纱条爱歌(绫香的姐姐) 目睹赢得胜利直到最后却犯下凶行的爱歌，以及扭曲的圣杯 说完｢……我也铸成了大错。无论是圣杯还是你都是疯狂的。｣ 之后就将爱歌杀害。 那个时候已经和绫香邂逅，将就要成为活祭的绫香从爱歌手中解救出来。 原本寄托给圣杯的愿望是改写历史的「拯救故国」……然而，这个愿望已经在前一次圣杯战争中得到解脱。 而为了拯救已经间接领悟到寄托在圣杯上的愿望是扭曲的少女（注：就是绫香），这次也回应了召唤。 被绫香召唤时的触媒是埋藏在她体内的圣遗物。 在Lancer杀害绫香时圣遗物产生反应，由花园地面上展开的召唤阵被召唤出来。
【武内的评价】 虽然表面上显得貌不惊人，但其实可谓是王道型女主角。摘下眼镜后，无论髪色还是瞳色都会显得更明亮。	【武内的评价】 既英俊又从容，符合90年代的理想传奇主人公形象。私服果然还是要穿风衣吧。逢仓先生设计的铠甲非常帅气。兜帽实在太萌啦。

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Archer的Master Master阶位是第五位，力天使 CV：不明 魔术系统：不明 魔术回路(质)：不明 魔术回路(量)：不明 回路编成：不明 戴著眼镜的青年 能够看到整个街道的高层大楼的owner兼社長 Archer之所以能够溶入现代之中，很大程度是受到他的影响 令咒的位置是左颊。	Archer(Prototype) 「慎重地承受吧！」 CV:中村悠一 一人称写作「我」念作「オレ」。 Servant阶位为第三位。 筋力:C 耐久:C 敏捷:B 魔力:A 幸運:B 宝具:EX 将Saber称作「圣剑士，Saber」 将沙条绫香称为「AYAKA」（注：绫香名字的日文读法，同时あやか在日语里也有美女的意思）。 是天上天下唯我独尊的王者，在『Carnival Phantasm』特典中以与Saber战斗开场。 平时穿着Rider's jacket（注：机车外套）。 他的真实身份是古代乌鲁克城的王（注：乌鲁克城是古代美索不达米亚南部的苏美尔都城） 人类最古老的英雄传说中的吉尔伽美什。 Fate/stay night中的黄金Servant的人物原型。 比起金闪闪，他欠缺王者气质，却懂得察言观色。 性格虽然冷酷，但并不是恶人，也不会称呼别人为杂种。 Master是拥有俯瞰城市的高层建筑的所有人兼社长。 比起夺取圣杯他更执着于证明自己是最强的Servant。 因此他就自说自话地把Servant阶位在自己之上的Saber视为了劲敌。 对于自己的阶位抱有相当大的怨言，其不满程度据他本人称似乎达到了恨不得剁了自己Master的地步。 另外他对Saber的Master绫香一见钟情。（确切说是摘下了眼镜的绫香） 告白场景是在夕阳下的教室中，趁Saber和绫香气氛正好的时候登场。 在讲台 「你的美无与伦比！即便在我的乌鲁克城中也不曾出现过这样让我钟情的女人！」 「少女啊，请你立下誓言。我将打倒Ｓａｂｅｒ，而在此之后你将成为我的王后。」　 虽然他发表了以上宣言，但他从教室登场的时候绫香就已经自己把气氛搞砸了。(被告白的时候则是惊慌失措) 在中盘最后于地铁站台和Ｓａｂｅｒ会面。 这场会面是为了取得能治愈侵蚀着绫香身体的毒血的药。 战斗就此开始。 　 ◆宝具 他的宝具有两样 ×王律键『BabIli』 作为王者之证的刺青。 打开宝库的钥匙之后从中会如机关枪般射出刀剑。 亦即王之财宝。 动画战斗场景中在Archer周身以环形展开，宝具从中射出。 然而与王之财宝有所不同的是在移动中也能展开，能在高楼间穿梭时射出。 ×终结剑Ｅｎｋｉ 「劫火自苍穹落尽！」 「纳比斯汀之怒涛袭来！」 （注：纳比斯汀的洪水是吉尔伽美什史诗里的一节） 召唤来洪水的剑。 自发动开始每经过一日激流将会增加。 累积到第七天就成为大海啸。 掀起纳比斯汀的巨浪。 平时是纳于Archer背包后的双剑。 这样的话也可以进行白刃战，因为剑柄的可动范围是90度所以也可以当做TONFA KNIVE来使用。（注：TONFA，一种起源在中国或冲绳的武器，剑柄和剑身的夹角呈90度） 以令人生畏的真名解放时将剑柄相连，呈大弓形。 在本篇中瞄准Saber的眉心射出箭矢。 虽然被闪躲过但这支箭的用意只是为了瞄准 此后在卫星轨道上展开的『终结剑Enki』才是真格。 　 自卫星轨道上将箭矢收束于「毁灭之星」降落地面 箭矢在空中消失。 之后展开巨大的魔法阵。 引发成为诺亚的洪水原型的大海啸。 纳比斯汀的巨浪瞄准城市将目标对象吞没。 然而最后这个宝具召唤来的海水，被Saber用誓约胜利之剑将自身周围的海水蒸发从而承受住攻击，圣剑将毁灭之星一刀两断。
	【武内的评价】 基本设定与stay night中的Archer相同。铠甲设定以stay night为基础，融入了更多美索不达米亚风格的印象。背后的双剑很帅气。

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玲珑馆美沙夜 “我原来想要的是个被女人杀掉的英雄” “毕竟，你也知道女人的可怕之处吧？” Master阶梯：第二位 智天使 魔术回路／质：Ａ 魔术回路／量：Ｂ 魔术回路编成：异常(有偏重镜像概念的部分) 魔术系统包括所有Rune魔术、黑魔术、降灵术。 令咒刻印位置在脖子上。六枚翅膀。 完美的美少女。高傲、美丽而残忍。抖S。喜欢听美少年的悲鸣。 和沙条相比，是地位高了很多的魔术名门。 和主人公相关的立场上是凛的原型。性格之类的话还是更像Ruvia一点。 经常骂/虐Lancer，但Lancer之前的师傅（斯卡哈，Scáthach）和她性格相似，所以Lancer还是挺喜欢她的 因为追求圣杯成就的父亲的执念而受到了“不成为Master夺得圣杯的话就会死”的诅咒，看上去似乎是个不胜到最后也只有死路一条的命运… 八年前的圣杯战争实质上的胜者是沙条家族，为了击败那家的女儿（绫香），让Lancer和猎犬袭击了沙条家。 Lancer追杀绫香、并用枪刺中了她，但这最后成为了契机召唤出了Saber。被击退 在经过了这种有既视感的展开之后，在第七天和Archer、Rider也进行了战斗。 和Saber的第二次对决之时，因为彼此Master力量的差异，扭转了局势 事实上，给美沙夜下诅咒的并不是她父亲而是沙条爱歌。美沙夜的父亲被了解开女儿的诅咒四处奔走，被沙条爱歌杀害 诅咒最终全面发作，美沙夜死亡 还在沙条爱歌的毒手下变成堕天状态，成为了四处徘徊的尸人 Lancer的最后成为了失去了Saber的绫香的Master，交换条件是杀死成为尸人的美沙夜 CM本里提到的剧情简介和FP有些差异，那个时候的大致剧情是 因为不明的原因和绫香结下临时契约，一起协力将黑化的Saber恢复正常、最终打倒了Berserker阵营	Lancer（Prototype） 「这可真是、有点浪费了啊」 CV:中井和哉 第一人称是我（俺=オレ） Servant阶位第四位 筋力:A 耐久:C 敏捷:A+ 魔力:B 幸運:D 宝具:B 玲珑馆美沙夜召唤而来的Servant。 狂野，但总体上给人感觉很爽快的男人。 不会在嘴上说正义和恶党哪个好哪个坏，但本质还是正义的。 和Master一起，处于主人公的敌对立场。 真名是凯尔特神话的大英雄 库兰的猛犬库夫林（瑟坦达） 也就是stay night中的Lancer 不过相比之下，年纪稍微轻上一点，没像SN里面那么成熟 蘑菇：“年龄大概二十左右。还没能成熟到看开世间一切不平等、善恶价值观。这个意义上来说和卫宫士郎有相似之处” 擅长使役动物，和美沙夜的那些宠物兼使魔（猎犬）相性拔群（虽然本人对这点很讨厌） 还有果然就是不幸。幸运值终于到了D，但武内说“比SN还悲惨、不幸程度增加了” FP里没有穿凯尔特紧身衣，而是轻装铠甲。 不过，以猎犬为模型的项链、左肩的毛皮，和疑似为了突出忠犬感而设计的脖子上的项圈，这些都让人不得不感到其狗属性的增强。 关于脸这方面，新旧设定没什么太大差别，发型上也是相似的蓝发、背头、刘海碎发、脑后有马尾（不过旧设刘海是只有左边、尾巴也更短些） 嘉年华特典动画里有穿着私服抽烟的描写。 目前设定公开的Servant都有私服，从这点判断，可能FP的Servant都无法灵体化。 似乎还是没什么想通过圣杯实现的愿望。 ◆宝具 果然还是大家熟知的宝具，总是无法命中敌人的必中之枪·因果逆转的Gae Bulga。外形设计基本没有变化。 能力方面也没和SN有太大差异。 奈须在高中想到这个宝具的能力的时候，也算是决定了“规则的互相碰撞”“不是通过数值而是通过概念来决胜负”这些Fate的方向性，就整个作品来说是个比较重要的宝具。 …不过、美沙夜觉得“一下子就拿出杀手锏缺乏优雅”就把它封印了。嗯，果然还是很凄惨。
【武内的评价】 是stay night中远坂凛的原型。虽然这次又重新进行了设定，但依旧想忠实于原作的印象。	【武内的评价】 基本设定与stay night中的Lancer相同。不幸度却似乎是Proto中的这位更高。最大的魅力是脱☆全身紧身衣。有着宛如猎犬般的气质。

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Master 阶位：第三位 Thrones(座天使) CV：绪方惠美 魔术系统：不明 魔术回路(质)：不明 魔术回路(量)：不明 回路编成：不明 令咒位置：左手掌	Rider(Prototype) 为了希望所有人幸福的他 ―――我要将你们，全部杀死 CV:宮野真守 第一人称是我（僕=ぼく） Servant排位是第五位 能力值 筋力:D+ 耐久:E+ 敏捷:B+ 魔力:B+ 幸运:A+ 宝具:A、B、C、D、E 失去了Master单独行动的Servant。 变装为普通学生，和沙条绫香在同一所学校上学，是她的同级生。 外表很温柔、乍一看还很时髦的美男子。 待人接物有礼貌，感情丰富易流泪，心地善良的青年。 不过，缺点是会为重视的人倾尽一切。 作为Servant活动的时候会带谜之假面，披黑色披风，比起骑兵来，看上去更像是暗杀者。 真名是希腊的大英雄 传说中割下了美杜沙（Medusa）头颅的『珀耳修斯（Persus）』 旧设定Servant中，唯一一个设定完全没有延续到Rider（Fate）的。 不过两者之间还是有不少关联性。 决定亲手犯下恶行之后，以温柔的性格和笑容四处残杀无辜的人。 某种意义上来说，他也是异常的。 不过，在圣杯战争刚开始的初期阶段，并没有参与杀人。 一开始，夜晚在学校与Saber(Prototype)、綾香一起遭遇Caster的袭击时，还多靠与Caster略有相关的他在暗中活跃，解除了学校的异界化，才使绫香得以生还。 但在七天之后，他的Master使用了所有的令咒使他得到了肉体（受肉）。 在杀掉Master后，为了补充魔力，他开始杀害街上的人们。 之后，由神父的情报得知工场地区有不稳动向的Saber和绫香前往调查，与Rider对峙。 ◆宝具 以他作为英雄时期的传说故事为基准的宝具，其数量是目前信息明确的Servant中除Archer外最多的。 但有一个限制，一次只能使用一种宝具。 总共六种 · 踏空而行的羽鞋 · 披上后能改变使用者样貌的斗篷（神话中是头盔） · 雅典娜赠送的青铜镜之盾（详细不明，但功用似乎是接近于雷达声纳一类） · 猎蛇之镰『Harpe』（杀死不死者） · 放置魔物头颅的袋子『Kibisis』（镜像結界） · 另外就是，在SN中耳熟能详的，Rider所拥有，驾驭天马的缰绳『Bellerophon』 与的Saber战斗中，在使用这些宝具的同时，也在工厂中设下陷阱想直接杀死他的Master绫香，像Assassin一样作战。 不过，在差一点就能解决对方时犹豫了一瞬。 Saber趁此时机带走绫香撤退。 他的Master是表面年龄看上去在十岁左右的少年。 属于前回圣杯战争中生存下来的魔术师那一派 但在前回的战争中，Master候补的少年成为了被沙条爱歌在身体中植入野兽的试验品，只能勉强靠医疗和魔术延续生命。（映像特典中一开始的描述是像木乃伊一样。） Rider在看到Master这样之后产生了对魔术师的厌恶和对少年的怜悯。 不过怜悯很快转变为尊敬与友爱，少年也很高兴能够和Rider成为朋友。 Rider就此沉醉在少年的天使一般的纯洁心灵之中。 不过，召唤Rider后少年剩下的生命也消耗殆尽，七天后就停止了呼吸。 并不是Rider下手杀掉了自己的Master。 少年在将死之际，关于为什么选择了珀尔修斯为自己Servant一事，说 「我真庆幸召唤出来的不是不幸的英雄，而是像你这样幸福的人。」 「毕竟——心满意足的人所拥有的愿望不也会是幸福的吗？我认为你寄于圣杯的愿望，也会是温暖人心的。」 少年以将死之躯，用做梦一般的口气许愿人们能够和平相处之后，停止了呼吸。 此后，Rider就决定了把 「赐予Master幸福。」 「以圣杯之力将他复生，赐予他作为正常人类的幸福。」 作为向圣杯的愿望。 之后，他杀光了研究所的所有研究人员，带上假面以伪装成Master身份，残杀着人类参加起了圣杯战争。 顺带一提，初期旧Fate中Rider的真名和Master的设定与上述有所差异 真名是『忒修斯（Theseus）』 Master设定是身患不治之症的少女。 人设方面，不知是否是考虑到Rider（Fate、即R姐）对珀尔修斯的称赞为「出人头地的海带（二爷）」，从而在天然卷发型和潮男风格上有设定方面的相似。
	【武内的评价】 并列在一起就彻底剧透了。（指Rider的学生装扮和暗杀者装扮在设定集里并列在一起）对自己而言算是比较少有的设定，在这点上非常中意这个角色。身着学生服时的两面性让人觉得非常有趣。

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桑格雷德.法恩 【Status】 一人称：私 Master阶梯：阶位外 魔术系统：圣堂教会☉第八秘迹 魔术回路： 质：C 量：A 魔术回路编成：正常（有若干变化） 【人物设定】 Berserker的Master 伪名。被圣殿骑士团派遣来的僧侣。 外道神父。 虽然容貌及打扮都看似平淡无奇，却让人过目难忘，有着类似爬虫类气质的外表。让人无法感到他具有人性。 因为杀害了太多人类，连红衣主教都无法庇护他，于是便公开受刑……事实上却买了美国国籍，现在也作为神父活动着。 因为可以连同魔法阵一起移动，对自己最高的防御力非常骄傲。 Servant Berserker的阶位是第二位。 原先认为“不过是东洋岛国的圣杯现象而已吧”而轻视圣杯战争，在最先了解到真相后，改变了想法。 之后立刻杀害了原先预定辅佐的Berserker的Master，顺理成章地夺取了Master权。 似乎热衷于嘲弄绫香。 “我啊，最喜欢愚蠢的女人了。”	Servant 阶位：第二位 Class - Berserker CV：不明 真名：赫拉克勒斯 筋力：不明 耐久：不明 敏捷：不明 魔力：不明 幸运：不明 宝具：不明 ◆宝具 十二试炼
【武内的评价】 本来应该设定为毫无特征的脸……不知为何就成为了这种角色。在制作现场意外地很有人气。

阿尔托莉娅

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Prototype Material
〖Postscript〗

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武内崇

奈须蘑菇

本作Fate/Prototype是从stay night制作时便提及的，奈须蘑菇在高中时未完成的传奇小说。 是作为Fate原型的故事。青年Saber与使用黑魔术的少女魔术师，Master与Servant有所谓阶梯的设定，以主人公的朋友的身份生活的敌方Servant，被施以双重封印的圣剑……这是只有原型独具的魅力。因为对这些成为stay night后被剔除的要素的留恋一年年加深，所以我们考虑能以怎样的形式将它展现出来。 虽然因为种种机缘和时机，Proto作为CP的映像特典被制作出来，但其实接触20年前的Proto本身果然非常有趣。从奈须那里以片段的形式获悉的「这之后的展开」的真相比我所想象的更有冲击性，并且我感到它就好像是集合了我们当年所有喜好的要素的专辑。 对被称为特典映像高度浓缩的这个企划也认真配合制作的岸监督与制作staff们，我致以衷心的感谢。 而期待着自此能够展开崭新的Fate故事的各位则非常抱歉。我们目前没有将本作的完全版制作为动画或游戏的打算。作品的意趣与至今能展现的全部已经全部收录于映像特典中了。 该作既有核心又包含凌乱的片段，假如诸位能认真观赏完Fate/Prototype并乐在其中的话我将感到非常荣幸。

意料之外情理之中的Proto Fate。 原本我们只是打算在CP第三卷的最后制作与『TAKE MOON』有所不同，从原作方面也能给出提示的惊喜。 例如爱尔奎特公主VS Saber Lily，或将月姬2的某个场面映像化，虽然原本有着种种提案，但是最终还是决定「将Proto开玩笑般像电影一样展现出来吧。就伪装成电影的预告片。只精选精彩的部分，但是要好好激发人们的兴趣」（←抱歉容我吐槽一句，这是怎样的恶趣味！！！！T皿T） 就这样，我们决定与10周年相对应地“只此一次回归原点”。 虽然我是因此才开始重读被当成脚本的原作，但不禁感到兴致盎然。原作的基本主旨是被称为八十年代传奇小说王道的「对世界进行革命」。 而Fate是在这个故事的基础上进行修改而在2004年推出的「对个人进行革命」，是与其基本路线相同而细节迥然不同的的故事。取得圣杯的目的大相径庭代表着时代潮流的转变。 它对我自己而言是宛如原液般的存在，是已经束之高阁的「青年主人公只需帅气」的设定。我想这就是所谓的FPT。

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lidanwei

d=====(￣▽￣*)b [顶!]
果断分享之

ほむら

@夕ゞ 多给点

ほむら

@花砚 @星野浅川 @苏Ｘx摩ヤ 大家都来多给点

阿尔托莉娅

ほむら 发表于 2012-3-24 22:10

                               
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@夕ゞ 多给点

F/P TM出的也不全

目测蘑菇是打算先在伊利亚身上吃一笔，然后月姬2，DDD，魔法使之夜，最后可能才轮到F/P，现在能找到的资料就这么多了

苏Ｘx摩ヤ

阿尔托莉娅 发表于 2012-3-24 22:12

                               
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F/P TM出的也不全

目测蘑菇是打算先在伊利亚身上吃一笔，然后月姬2，DDD，魔法使之夜，最后可能才轮到F/ ...

虽然不太明白，但是看起来很厉害的样子。

阿尔托莉娅

苏Ｘx摩ヤ 发表于 2012-3-24 22:20

                               
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虽然不太明白，但是看起来很厉害的样子。

就是说TM还要圈好几年的钱..太坑了

夕ゞ

= = ,没仔细看。。。

阿尔托莉娅

夕ゞ 发表于 2012-3-24 22:39

                               
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= = ,没仔细看。。。

F/P战的少，主要是资料太少了

吃货呐冒个泡

眼花缭乱乱~

阿尔托莉娅

吃货呐冒个泡 发表于 2012-3-24 23:51

                               
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眼花缭乱乱~

很乱吗？左边是Master 右边是Servant

吃货呐冒个泡

阿尔托莉娅 发表于 2012-3-24 23:53

                               
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很乱吗？左边是Master 右边是Servant

主要是好多字的赶脚。。眼镜会看疼
话说，我只看了fate zero